黄紙に注意! 鳶ブログ

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早大ア式女子OG初のプロ選手誕生

2012-01-27 08:18:30 | 女子サッカー
リヨンのユニフォームってエンジじゃないんだ。当然か。
でも、早大と同じadidasだな。


契約時の様子(リヨン公式)

共同電によると早大ア式女子所属のFW大滝麻未(22歳/スポ科4年/横須賀シーガルスFC)が昨年度の欧州チャンピオンズリーグ優勝クラブであるオリンピック・リヨン・フェミナン(Olympique Lyonnais Féminin)とプロ契約を結んだ旨を早大サッカー部が発表したと伝えた時事も

まあ、大学留学かプロ契約でないと長期間の滞在が認められないから当然の処置だわな。(アマ契約で収入を得ると不法就労者になってしまう。)
希望通り、海外で、それも欧州チャンピオンズリーグの優勝候補筆頭のクラブに入れて良かったね。
これから早大ア式女子の進路のみならず、おそらくJFAアカデミー福島も含めた高校生・大学生の進路に多大な影響を与えると思われる。
インテリ嗜好の人とか、留学を考えている人は、刺激を受けるだろうね。国内リーグに進み人とはちょっと違う感覚の進路。

FWとして試合に出場できる可能性はかなり低いと思われる。
与えられたポジションで最高のパフォーマンスを示せれば試合に出られるかのしれない。
外国人枠4人という厳しい現実があるので、結果を出せなければ次の契約は無い。

フランスとパイプができることは将来の日本サッカー協会にとっても悪いことではない。
早大OGだから協会幹部になる可能性も高いので、フランス語に堪能になって人間関係を構築してきたらどうだろうか。
フランスだけでなく、他の国にも行けるとさらに人生の経験値は上がるね。

日本の3部リーグで10年近く活躍した選手がヨーロッパ・フランスでどれだけ通用するか、ちょっと興味はある。
いわゆるなでしこジャパン(日本女子代表)に入ることだけが女子サッカーではないことを体現している人なので、面白い人生の選択ではあるな。


早大ア式女子を1年で抜けて日本のトップリーグのクラブでトレーニングを積んだ早大卒の後藤史という、ある意味大滝麻未とは究極の対立軸がスペインにいる。
絡むチャンスはまずないだろうが、ヨーロッパの地で早大OGがサッカーをしていることは面白い。

大滝麻未は大学時代のように怪我をしなければ、試合には出られるのではないだろうか。ポジションはFWだけとはいかないだろうが。

横須賀シーガルスFC黄金時代の最後の選手がこういう結果を出したので、関係者は良かったね。
それにしても、どういう代理人が絡んだのだろうか。今回の渡欧劇に。
リヨンは明らかにモンペリエよりははるかに格上。凄腕の交渉術でねじ込んだんだろうか。

おそらく彼女はこれから「なでしこ」とマスコミには表記されるだろうが、実は一度も「なでしこ」と呼ばれるチームにもリーグにも属したことはない。

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