黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

JAPANサッカーカレッジ アベック出場への道

2011-08-31 17:00:17 | サッカー一般

先日、今年の天皇杯(第91回全日本サッカー選手権)の出場88チームが決定した。
男子のカテゴリーを問わない、いわゆる無差別級王者決定戦。
新潟県予選決勝は8月28(日)に新潟市陸上競技場で行なわれ、

〔決勝〕 JAPANサッカーカレッジ 4-1(0-1、4-0) グランセナ新潟FC
【JSC】 武士俣雄己、アルベス・タケオ2、オウンゴール
【グランセナ】 小林浩孝

という結果で北信越リーグ優勝のJAPANサッカーカレッジが逆転勝ちした。
新潟県代表となったJAPANサッカーカレッジは9/4(日)15:00に富山県運動公園で行なわれる天皇杯1回戦富山新庄クラブ(富山県代表)と対戦。
この試合に勝つと2回戦は10/8(土)13:00K.O 東北電力ビッグスワンでのアルビレックス新潟戦となる
個人的に期待しているのが高瀬証。昨年のPK戦までもつれ込んだ新潟県予選決勝でも活躍したが、今年もこれまで大活躍。後半から入って2本でクロスで逆転勝ちに貢献した。
J1相手にどれだけのパフォーマンスを出せるか、興味津々だ。


さて、女子には冠が付いていないので単に第33回全日本女子サッカー選手権となるが、この大会も既に新潟県予選は終了していて、アルビレックス新潟レディースU-18相手に圧勝したJAPANサッカーカレッジレディースが北信越予選に駒を進めている。
(世の中はいわゆる「なでしこブーム」が吹きぬけていったが、噂のあった皇后杯が賜る気配はまるでない。やはりしょせんはまだマイナースポーツの域を越えていないのだろうか。)
もし、他球技と男女共に同じレギュレーションで各都道府県代表が全国大会進出だったらJAPANサッカーカレッジは晴れて全国大会初出場なのだが、そういうわけにもいかない。
日本サッカー協会から北信越地域に割り振られた出場権2枠のうちの1枚を勝ち取らなければならない。


第33回全日本女子サッカー選手権 北信越予選
日時:2011年9月17日(土)~19日(月)
会場:長野県松本市松本平広域運動公園(アルウィン・アルウィンサブ)

9月17日(土)〔1回戦〕 アルウィンサブ
13:00K.O ①福井工大附属福井高校(福井県代表) vs 北陸大学FCレディース(石川県代表)
15:00K.O ②シュロス松本(長野県第2代表) vs JAPANサッカーカレッジレディース(新潟県代表)

9月18日(日)〔準決勝〕 アルウィンサブ
10:00K.O ③信州大学(長野県第1代表) vs [①の勝者]
12:00K.O ④[②の勝者] vs 富山レディースSC(富山県代表)

9月19日(月祝)〔決勝(北信越地域第1代表決定戦)〕 アルウィン
10:00K.O ⑤[③の勝者] vs [④の勝者]

10月10日(月祝)〔北信越地域第2代表決定戦〕 アルウィンサブ
10:00K.O ⑥[⑤の敗者] vs AC長野パルセイロレディース(チャレンジリーグEAST)


今年はチャレンジリーグ所属チームにシード権が与えられず、その分が地域予選に振り分けられた。
東京電力の分の1枠がどこに振り分けられるかは、まだわからないが、おそらく北信越には回ってこないだろう。
で、その2枠の争いだが、当然チャレンジリーグのAC長野パルセイロレディースはトーナメント戦の2位と対戦するのだから出場の可能性は一番高い。
トーナメント戦はおそらく5年連続5回北信越予選優勝の本命の福井工大附属福井高校と新興勢力である対抗のJAPANサッカーカレッジレディースの戦いになるのではないだろうか。
JAPANサッカーカレッジレディースも福井工大附属福井高校も決勝を含んで3連戦。条件はほぼ同じ。
決勝で勝てば、その時点で全国大会初出場。決勝で負けても1ヶ月後のAC長野パルセイロレディース戦で勝てばこれまた全国大会初出場。決勝戦に進出できてもそのあと2連敗すると結果の得られない一番残念な大会となる。
JAPANサッカーカレッジレディースには高橋さくらみたいに福井工大附属福井高校のOGもいるので、対戦カードとしては面白いし、U-18選手権を考えた場合、アルビレックス新潟レディースU-18との実力差も測れる。
新潟県予選決勝を見た感じだと、高校生単独チームで今のJAPANサッカーカレッジレディースに打ち勝つのは難しそうな気がするのだが。特に夏の間、強化合宿を積んできているのでさらに強くなった可能性は高い。
大原学園の後継チームであるAC長野パルセイロレディースとJAPANサッカーカレッジレディースというキーワード「サッカーの専門学校」対決になった場合、AC長野パルセイロレディースの主力に成長したアルビレックス新潟レディースU-18出身の唯一のチャレンジリーガー西林里恵とJAPANサッカーカレッジレディースの高橋さくらというアルビレックス新潟レディースU-18が初めて出したナショナルトレセンU-15のメンバー対決になるのだな、なんてことも考えたりする。

JAPANサッカーカレッジが男女共に元日国立を狙う条件は北信越3強のトップに立つことだ。
頑張って女子初の新潟県で2チーム出場を果たしてほしい。
(まあ、そんなことになったら新潟県サッカー協会は女子サッカーにもっと力を入れて年間予算を掛けるきっかけになると思うけどね。)



JAPANサッカーカレッジに提案がある。

サッカーの専門学校で、たくさんチームを作って大会に参加しているので、学校のHP上に各チームの「スタッフ・選手紹介」+「試合日程・結果」を作るべきだと思う。
この学校にとって、サッカーの試合は作品の発表みたいなものなので、積極的に選手と試合結果を外部に示すべきだと思うのだが。
そして、それは、実は学生自身でやれれば一番良いのだと思う。
サッカービジネス専門で勉強している人は、この作業は基本中の基本だと思うので、社会に出た時に役立てるために自分でデータをまとめてHPを作りこんで、日々修正する作業をするべきだと思う。
HPに関しては日本のサッカー界は欧米のエンターテイメントと比べるとかなり遅れている。宣伝ツールとして若者が力を発揮するには良い分野だと思うのだが。

座学だけが勉強ではないと思うのだが。

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