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Moments musicaux

ピアニスト・指揮者、内藤 晃の最新情報です。日々、楽興の時(Moments musicaux)を生きてます。

4月22日(日)ピアノ芸術研究会/代官山教会

2018年04月22日 | コンサート
作曲家の雁部一浩さんの呼びかけで発足する「ピアノ芸術研究会」に立ち上げメンバーとして携わることになりました。
お披露目の会がございますので、関心のある方に広く立ち会っていただきたく思います。



このたび発足することとなった、ピアノ芸術研究会の集いを御案内します。

ご存知のように、西洋音楽の歴史の中で、ピアノ音楽は楽器の改良と共に成熟し、19世紀から20世紀の初頭にかけて、ブゾーニ、ローゼンタール、パハマン、フリードマン、ラフマニノフ、ホフマン、ペトリ、コルトーといった往年の巨匠たちによって、芸術性の頂点を極めました。

しかし、20世紀になって会場の巨大化、視覚メディアの発達、コンクールによる競争、商業主義、マスメディアの流れの中で芸術性が見失われ、アスリート的なピアニストが氾濫し、表面的な華やかさや話題性ばかりが注目され利用されるようになった気がします。

そのような中で改めてピアノ演奏の芸術性を問い、「往年の巨匠たちが体現し、次世代に伝えんとしていた真の芸術としてのピアノ奏法、響きの在り方の追求、復活、伝承を求める」という趣旨で活動するピアノ芸術研究会の第1回目の集いが、代官山教会チャーチホールで行うことになりました。

ここに御案内を申し上げる次第です。

雁部一浩(作曲家・ピアニスト)

お問い合わせは officekumo@gmail.com (内藤) まで。

4月15日(日)作曲家たちの最期の日々/金沢ヤギヤ

2018年04月15日 | コンサート
 

内藤 晃の音楽探訪 Vol.1 作曲家たちの最期の日々

4月15日(日)ヤギヤ


人生の黄昏を彩る、クラリネットの淡い調べ。シューベルトはクラリネットの助奏つき歌曲を最後に残し、晩年のブラームスはクラリネット奏者ミュールフェルトとの出会いで創作意欲を取り戻しました。日曜の午后、素敵な仲間とともに、作曲家たちの最晩年の作品をじっくり味わいます。

 ブルッフ:クラリネット・ヴィオラ・ピアノのための8つの小品 Op.83より(抜粋)
 シューマン:暁の歌 Op.133
 ブラームス:クラリネットソナタ第2番 変ホ長調 Op.120-2
 シューベルト:岩の上の羊飼い D965

 内藤晃(ピアノ)、竹内久力(クラリネット)、亀本侑志(ヴィオラ)、松本佐智子(ソプラノ) 
 入場料 2,500円
 懇親会(希望者のみ) 2,000円

2月21日(水)声へのあこがれ〜ショパンの世界/島村楽器新宿PePe店

2018年02月21日 | コンサート


島村楽器新宿PePe店さんで、ゲストにソプラノしもざき響子さんをお迎えし、ショパンの声楽的発想を検証するレクチャーコンサートをさせていただきます(詳細はこちら)。
お問い合わせは、島村楽器新宿PePe店 03-3207-7805

なお、しもざき響子さんとは、昨年もショパンのレクチャーコンサートをさせていただきましたが(ショパンセンター主催)、その際に取り上げた、ポーリーヌ・ヴィアルド(ショパンとサンドの共通の友人だった歌姫)編曲の、ショパンのマズルカによる歌曲が、後日撮影した動画でご覧いただけますので、是非ご視聴ください。この歌曲版は、ショパン自身も気に入ってヴィアルドと共演していたそうです。対訳はこちらにあります。


2月10日(土)言葉のない歌曲/福岡ぱすとらーれ

2018年02月10日 | コンサート


2年ぶりに福岡・筑前町の木と音楽の森 ぱすとらーれに出演します。
無言歌と歌曲トランスクリプションを中心としたプログラムによるリサイタルと、公開レッスン。たいへん楽しみです。
ピアニスト渡邊智道さんともシューベルトの連弾作品で共演します。
お問い合わせは、090-1974-1482(大谷さま)まで。