愛聴盤ひとことレビュー（１１）

■Oleg Boshniakovich plays Chopin Vol.2■
　～舟歌、幻想ポロネーズほか

ロシアの名手ボシュニアコーヴィチのショパンは、高貴な佇まいの隅々まで優しい共感にあふれ、このうえなくデリケートな歌心に満ち満ちていて、絶品中の絶品。

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愛聴盤ひとことレビュー（１０）

■Giovanni Mirabassi Trio / Terra Furiosa■

2008年3月31日、ジョヴァンニ・ミラバッシ・トリオのライヴを王子ホールに聴きにいった。あまりに切なく美しい時間にどっぷりと酔いしれ、終演後、現実に引き戻されるまでにしばし時間を要した。
このニューアルバムは素晴らしい名曲揃いで、トリオメンバーも変わり一体感を増した。どこまでも哀しく美しい音の詩人の世界にようこそ。

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◎ミラバッシのピアノはこちらで試聴できます（"AVANTI!"より "Le Chant Des Partisans"）

愛聴盤ひとことレビュー（９）

■ルドルフ・フィルクスニー　ピアノリサイタル■
シューベルト：ピアノソナタ第21番ほか

余計なものが何もなく、ただ、音楽だけがそこにある…そんな演奏。何も足さず、何も引かず、音楽そのものが温かく語りかけてくる。こういうシューベルトが、好きだ。

Schubert: Piano Sonata, D. 960,etc. Johannes Brahms Franz Joseph Haydn Franz Schubert BBC 2006-06-27 Amazonで詳しく見る by G-Tools