羊のあっちゃん

手仕事の染、織物、フエルト‥ に関係した日々の生活

立木山開山1200年

2015-09-07 10:27:14 | Weblog
以前 夏の初めごろか? 立木さんの表参道(800段の急な階段)を登って行った時に 開山1200年を記念として色んなイベントを計画されていました。 そのひとつに「扇面に自分の絵を描いて 扇子にしてくださる」のを見つけ申し込んであったのが 昨日になり 参加させていただきました。
生憎の雨模様 参加者は20名位? 老若男女混ざって
まず 扇子の構造 和紙の違い・・・扇子を作っておられる専門家の方が眼の前で説明してくださり。

     

扇骨 竹のしなり具合とか  和紙は 3枚を糊で貼り合わせ1枚にする 3層になった真中に扇子の骨を入れ込む
それまでに1枚になった和紙の端を隙間をあけて骨が入る道を作る工程があったり、
扇面の和紙を折り込んでいく作業があります。
なるほどな~と 眼の前でスルスルと作業が出来扇子の形に出来あがっていきます。
扇子の起りは 風を生むことではなく 相手に手渡す文として始まった のですって。
そう聞くと 源氏物語のあの時代を 想像する事が出来ます

今回は 紙は勿論 絵具や筆まで 用意してくださって まっさらな綺麗な絵具で ドレを使ったらいいのかとワクワク

     

     

まず 1枚は練習用にと 用意してくださったものが これで 持ち帰ってきました。
立派な書体で 「立木山開山千二百年」    左の面には立木山の落款が押され「平成二十七年長月」と書かれていました。 素晴らしい筆跡で嬉しくなってきます。
本番もこの通りに書くつもりですが、最初に書いた物の方が 元気があり良かったと思いましたが、本番はシッカリした本物の和紙でしたのでそちらを仕立ててもらいます。
当日前の確認の☎や 会場・必要な物の準備・ 先生やスタッフの手配・あとの御茶まで 全部お世話になって 甘えて良いものやら? 申し訳なく思いながらも感謝してと。
雨の階段滑ることの無いよう 慎重に下山しました。
思いがけない方にもお目にかかれ とびっきりの感謝感激の1日でした。    
コメント
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