今月私の誕生日プレゼントにスワトウ(汕頭)のハンカチを次男より頂きました。
スワトウ(汕頭)とは中国の都市名です。
香港に近い港町で、ヨーロッパ人との交流が昔から盛んだったようですが 刺繍の他に、磁器が有名の様です。
1858年に天津条約が締結され、1860年以降、汕頭市を中心とした地方にヨーロッパ人が住居やオフィスが建築されました。
そのころ、宣教師たちがヨーロッパ刺繍の技法を教えたのが始まりと言われています。
母親から娘へと優れた技術が伝わっていきました。
中国伝統的な鳳凰や龍をモチーフにするなど、ヨーロッパの技術が中国の感性と融合されて、独自の世界を醸し出しています。
ハンカチが有名ですが、その他に、テーブルクロス、クッションカバー、洋服や着物に施されたものなどもあります。
以前スワトウのワンピースを持っていましたが、余り着る事も無く体型の変化で着られなくなったことを思いだし残念に思います。
「しっかり使いなさいヨ」と一言頂きました。
「ありがとう」ネ。
しっかり使わせて頂きます。
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