明野西JFC監督日記

少年サッカーチーム「明野西JFC」の監督所感、活動予定/結果
(明野西JFCを愛し、応援する人々へ)

御礼

2010年09月30日 23時11分51秒 | Weblog
明野西JFC全国大会出場に際しましてご支援いただきました皆様へ

 お世話になります。
 さて早速ですが、少年サッカーのチーム、明野西JFCの全国大会(福島県Jヴィレッジ7/31-8/5)出場に際しまして、支援金をいただきました皆様には、メール、郵便で礼状と試合の総括書を送らさせていただきましたが、どうしても連絡先が分からない方々がおられます。誠に失礼ではございますが、このブログにて御礼を述べさせていただきます。

 皆様のご支援、ご協力で選手は、一生の思い出と貴重な経験を積むことができました。有難うございました。
 御礼が遅れましたことを深くお詫び申上げます。
 お陰様で多額の支援金が集まり、選手・指導者の旅費・宿泊費の活動資金に使わさせていただきました。
 また、支援金の一部を、出場記念碑(明野西小設置)等の購入にも充てさせていただく予定です。有難うございました。
 結果は、1勝2分2敗でパート4位ということで予選リーグ敗退でしたが、一小学校(明野西小)一スポーツ少年団としては、良く頑張ったものと考えています。
 選手には、多数の皆様の善意で行けたことを伝え、全国大会の経験を基に、練習に真剣に取組むことが、感謝の気持ちを表すことになると伝えています。
 皆様の御厚意に深く感謝いたします。本当に有難うございました。

◆大会総括
 7/31早朝、明野西小学校を貸し切りバスで出発、朝一番の飛行機で空路東京に出発。半数以上が初めて飛行機に乗るということで少し緊張の面持ちでした。
 羽田からも、貸し切りバスで常磐高速道で福島Jヴィレッジへ。14時過ぎに到着し、受付、記念撮影を行い、いざ開会式。
 開会式では、熊本県代表のソレッソ熊本のキャプテンの素晴らしい選手宣誓。Wカップの感動、リスペクトの気持ち、口蹄疫で出られない宮崎の選手達への思いやり等々を宣誓の中で述べてくれました。大人が考えた宣誓の言葉かもしれませんが、見事に、且つ力強く言い切りました。

1)8/1 明野西JFC 0-6 シーガル広島(広島県代表)
 強豪のサンフレチェを破って出てきたチームでしたが、大柄なFW(中学生のような)を擁した強いチームでした。
 緊張からか皆がびびった面持ちでした。前半は、何とか凌ぎましたが(DFのミスからボールを奪われて1失点のみ)、後半は、トップの選手のマークに数人が付かざるを得ず、中盤が最終ラインまで下がる展開になりました。
 こうなってくると中盤に大きなスペースが空き、相手のやりたい放題といった状態でした。シュートもたった2本のみ。想定内ではありましたが、最も悪いシナリオになってしまいました。

2)8/1 明野西JFC 2-2 久御山バイソンズ(京都府代表)
 ここもJ下部組織のある県の代表でしたので強い気持ちで戦わないとシーガル戦の二の舞になる可能性大と考えました。
 この試合も先に先制されましたが(これもDFとGKの連係ミスから)、逆に攻めないという気持ちが選手に湧いたようで見違えるような動きになりました。
 1点目は、大会のベストゴールと言っても良い素晴らしいゴール。5本ほどのパスをつなぎ、左サイドからのクロスをニアで合わせてゴール。
 更に2点目は、CKのクリアボールをミドルレンジから叩き込んだゴール、ここで逆転。
 しかし、ここから初勝利がちらついたためか守りの気持ちが出てCKから失点。もったいない引き分けでした。

3)8/2 明野西JFC 1-0 OSAフォルトナ(山形県代表)
 ここも長身(167cm)のFWを要するチームでした。前半、幸先よくミドルレンジからスーパーゴールを決め、先制(指導者研修会の中でこのゴールシーンが出てきました)。
 しかし、相手CKで2回ほどクロスバー直撃もあり、何とか凌いで初勝利でした。
 なお、相手チームは、結局Bパート5戦全敗ではありましたが、基本に忠実な良いチームでした。
 また、指導者とも話をしましたが、明野西OBの永井選手(J1仙台)の山形のお店によく行かれているようで、事前に出身チームが大会に出ると聞いていたようです。

4)8/3 明野西JFC 0-4 FCアローネ宇都宮(栃木県代表)
 ここも長身の攻撃陣を擁し、且つ足も速く、フィジカル的に相当なアドバンテージを持ったチームでしたし、Bパートで最も強いチームでした。
 この試合もシーガル戦のような戦いになってしまいましたが、1対1に負け、カーバーリングに付かざるを得ず、そうすると数的優位をつくられ、簡単に失点となってしましました。
 中学生と試合をやっているような感じでした。
 結局、このチームは、Bパート全勝で1位になり、決勝トーナメント2回戦で高田FCに1-0で負けましたが、高田とは互角の力関係でした。

5)8/3 明野西JFC 1-1 金沢南JSC(石川県代表)
 石川県代表で毎年出場しているチームで、ここもチーム全体が長身のチームでGKは170cm。どちらかというと前にフィードして勝負してくるチームでした。
 寄せが甘く、前半、先に先制されましたが、後半、左サイドをパスでつなぎ明野西らしいファインゴールでした(指導者研修会の中でもこのゴールシーンが出てきました)。
 明野西が押していたとは思いますが、アタッキングサードでもっとパス・アンド・ゴーが出来たら勝てていたのではないかと悔やまれます。
 さて、金沢南の代表者の方と少し話をしましたが、28年前も明野西と対戦したとのことでした。


 こうして結果は、1勝2分2敗でパート4位ということで、予選リーグ敗退となりました。
 全国の中堅のチームとは、何とか戦えましたが、その上のチームとは大きな差があったと思っています。
 特に、強豪チームは、選抜された選手構成でフィジカル的にも相当な差がありましたので、これが精一杯といったところだったと考えています。
 しかし、その差がうまれてくる要因(技術は勿論のことそれ以外にも)もチーム内にあると思っています。
 今回、選手は、指導者と一緒に5日間を過ごしましたが(親と別れ)、我々も選手の食生活に大きな問題があることを痛感しました。
  ・箸が上手く使えず(半分以上は間違った使い方)、食べるの遅い。姿勢も悪い。
  ・好き嫌いが多く、食事の量も少ない。特に朝食をしっかりとれない。
 こういう点が改善されないと良いスポーツ選手にはなれないでしょう。

 最後に宿泊でお世話になった、観陽亭の皆様、お世話になりました。
 特に、遠藤支配人(元プロ野球ヤクルトの古田選手似の笑顔の素敵な支配人でした)には、送迎含め大変お世話になりました。またお会い出来る日を楽しみにしております。


 さて、選手には、この夏の思い出を胸に感謝の気持ちと思いやりの心を持った(相手をリスペクトできる)青年、大人になってくれればと思っています。
 有難うございました。



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