本能寺の変 「明智憲三郎的世界 天下布文!」

『本能寺の変 431年目の真実』著者の公式ブログです。
通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。

日本経済新聞「ベストセラーの裏側」

2014年06月19日 | 427年目からの挑戦

 日本経済新聞6月18日付夕刊の「ベストセラーの裏側」欄に「小説さながらの新説」と題して『本能寺の変 431年目の真実』が紹介されました。出版社や書店さんの意気込みが伝わってきます。
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 在野の歴史家の著書が異例のヒットとなっている。『本能寺の変 431年目の真実』(明智憲三郎著、文芸社文庫・720円)。明智光秀の末裔だという著者が、本能寺の変に関する「新説」をまとめたものだ。本能寺の変は、織田信長が徳川家康の殺害を光秀に命じたことがきっかけだったという小説さながらの説が受けたか、昨年12月の発売から半年で9刷20万部まで伸ばしている
 本書は、プレジデント社から2009年に刊行された単行本を文庫化したもの。文庫化にあたっては大幅に加筆修正。「身内びいきだと思われないよう、明智氏の末裔である点はあまり押しすぎないようにした」(担当編集者の中村孝志氏)。
 初版は1万部で、出足はまずまず。ただ、東京・JR上野駅構内にある「ブックエキスプレス エキュート上野店」だけが群を抜く売り上げを示していた。版元が事情を聞くと、本書に目をつけた書店員が店頭販促(POP)広告を作成するなど販売に努めていたという。類書が多いことから慎重に構えていた文芸社だが、同店での成功を受け今年に入り本書を重点販売商品と位置づけた。
 通常は雑学文庫に分類される本書だが、時代小説売り場に置いてもらうとよく動いた。購入者は8割が男性で、特に40、50代が多い。新聞読者層と重なるのか、2、3月ごろから新聞広告を打ち始めると目に見えて効果が上がる。啓文堂書店が主催する「雑学文庫大賞」を4月に受賞したことも追い風になった。首都圏や京都でよく売れている本書だが、豊臣秀吉のお膝元である大阪では苦戦しているという。
 4月下旬からは大手取次、日本出版販売経由で、本書を販売した際の書店の取り分を通常より8%上乗せする施策も実施中。今月から大手コンビニでの取り扱いも始まった。文芸社は「今後は女性や若年層にも広げたい」(販売部の落合直樹主任)と意気込んでいる。

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【文庫】 本能寺の変 431年目の真実
明智 憲三郎
文芸社

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