おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2014菊池渓谷の光芒Ⅱ(雨上がりの谷は光が満ち)

2014年08月26日 06時30分27秒 | 日記

 

渓谷を下ると追いかけるように

太陽に暖められた霧が、川面に立ち込める。

木の葉の間から差し込む光で辺りの風景が変わる。

 

木々の緑が、川面に映える。

雲の間から青空がのぞき川面がブルーに

自然が織りなす色は、奥行きがあって深い色合いをしている。

 

これまでも、大事な日に雨にあったことは数えるくらいしかない。

だから、その日を思い出すことができるほど、天気には恵まれている。

しか。し、気象庁の高解析降雨ナウキャストの画面は、

あちらこちらに、真っ赤な色で表示される雷雲が迫る。

果たしてジンクスは。

 

 


2014菊池渓谷の光芒(光のシャワーを浴び)

2014年08月25日 06時30分15秒 | 日記

ひょんなことから、大学生の青年と三泊四日の旅をすることになった。

外国にいる知人の息子が福岡に来るので、案内を頼むとメールが来た。

いいよと返事したものの、ただ見るだけではつまらないかもしれないと

彼のために、今ではあまり使わない

デジカメにレンズと三脚等を揃えプレゼントした。

 

事前に少しレクチャーしたが、若だけに呑み込みが早い。

問題は天気、夏休みをとり宿をおさえたものの

天気予報は、芳しくなく福岡を発つ日も小雨模様。

 

この季節、菊池渓谷は幻想的な光芒がが現れる。

このところ降り続く雨で、水量は問題ないが

日が差し込まないと、光芒は出ない。

 

いつもは、早起きして出かけるのだが

若い彼には、4時起きは悪かろうと菊池温泉にビジネスをとった。

早朝、7時前には渓谷の駐車場に、

観光バスがカメラマンを運んできていたが、思ったより車は少ない。

 

いつものように、まず上流の広河原から、上流側に現れる光芒を待った。

2年前の災害の後、通行止めになっているが、

広河原から上流に、カメラマンが大勢集まる撮影スポットがある。

人ばかりだから、行くことはないが、この日もあぶれた人が川の中にちらほら

 

雲の間からお日様がのぞくのを、念じて待つこと30分

一瞬、光芒が現れたがすぐに消えた。

ダメかと思い、ファインダーを覗いていると

木々の葉の間から、次々と日の光が差し込む

「天使の階段」とも呼ばれるように

光の束が幾重にも川筋を照らす。

そして、太陽が姿を現した。

居続けてもほかの人に悪いので、数枚、撮って交代をして

橋の下から数枚。

青年が、私を呼ぶので覗いてみると

光のシャワーを浴びるように、カメラマンが立っていた。

青年もFantastic・Fantasticとシャッターを押していた。

 

 


ヤンマの復活

2014年08月23日 06時25分33秒 | 日記

池の周りにミソハギが咲いている。

朝のうちの風がない時間、反対側から見ると

水鏡となった水際がピンクに彩られ美しい。

 

春先に池を干した去年は、ほとんどトンボの姿を見ることがなかった。

10年ほど前に、海の中にできた人工島にある池は、

数年すると、夏になるとトンボが飛び交い、子供がそのトンボを

網を持って追いかける姿がよく見られた。

 

ここ数年は子供たちが、トンボを追いかける姿を余り目にしなくなった。

トンボの姿が少なくなっていた。

 

池の中では異変が起こっていた。露天で買ったミドリガメを手に負えなくなり池に放った。

釣りでもしようと思ったのか、放ったブルーギルも増えていった。

池の管理者である市は、池干しをした。

何せ、環境をうたった人工島である。

池干しの結果、1万匹を超えるブルーギルが捕獲された。

池のメダカやヤゴを食いつくし増殖をしていた。

結局、誰かが放った数匹のブルーギルが数を増やし

やがて一万匹となったブルーギルは、葬り去れる運命にあった。

 

池干しの成果か、ヤンマの姿をよく目にするようになった。

ヤンマがいればいいというわけではないが、多様な自然の指標には違いない。

でも、ウシガエルがウンーモーと鳴いていたのには驚いた。

前回の池干しの時には、ナマズやウナギもいたというから

何処から・・・・・・・と疑問は膨らむ。


色鮮やかなイトトンボ

2014年08月22日 06時26分37秒 | 日記

このトンボがイトトンボだというのは、体の大きさからいって理解できる。

それほど小さ、大きさは2cm程で、よく目を凝らしていないと存在すらわからない。

でも、オスとメスがラブラブな時は、

体の大きさが倍になったようなもので分かりやすい。

 

イトトンボでひとくくりにすると、そこで思考が止まってしまうので

検索をかけて、ちょっとにわか勉強をした。

写真のイトトンボは、アオモンイトトンボらしいが

似たような、イトトンボがおり定かではない。

 

でも、これまでイトトンボで終わっていたものが、

少しだけ知識の環が広がったようで、得した気分になる。

問題なのは、日常的に使うことはないので

次に、池で会うときに、「あーぁイトトンボ」で終わる恐れが十分にあることだ。

でも、マクロで撮ると小さな体に、鮮やかな色をまとい美しいことがよくわかる。

 


文様の妙

2014年08月21日 06時28分24秒 | 日記

このところのウォーキングは、雨宿りしながらである。

よく雨が降る日がさしていても、突然に降ってくる。

このところ、見事に仰向けにひっくり返り

成仏しているクマゼミを見かける。

人の通るところは、可哀想だからと草藪の中に葬ってやる。

 

夕暮れ時、クマゼミが起こしてくれよというみたいに、こちらを見てひっくり返っている。

近くの木に止まらせてやるがそ、のままずるずると根元に落ちていく

 

ジージーと鳴くアブラゼミに交じって

ツクツクッーショ・ツクツクッーショと、ツクツクボウシが鳴いている。

あぁー夏が終わった。クマゼミの季節が終わった。

 

変な今年の夏も終わり秋が来る。

ツクツクボウシの鳴き声で秋が来る。

そういえば、毎年べランで鳴く、コオロギが今年も鳴き始めた。

コンクリートに囲まれた9階のベランダが、何が面白いのか虫の気持ちはわからない。

 

光を透かして見る葉っぱも面白、ハチは怖い顔をしている。

 秋は来る。