阿蘇山は、規模的にいえば北海道にある支笏湖に次ぐ
日本第2位のカルデラ火山である。
火山活動が活発になると、入山規制が行われている。
戦後も爆発的噴火で死傷者が出ている。
火口付近には、噴石から身を守るための、シェルターが作られている。
また、火口を覗くためには、有毒な二酸化硫黄の影響を受けやすい
喘息等の呼吸器系の病気がないか確認をされる。
頻繁に火口周辺への、入山規制が行われており
今年に入り3月に入山規制が解除された。
怖いもの見たさの大勢の人で、この日も賑わっていた。
活動を止めたわけではないので、地下にマグマが溜まると噴火する。
およそ9万年前に噴火した際には、火砕流が九州北部をなめつくし
関門海峡をも超え、山口県南部にも達したといわれている。
次の破局噴火が起これば、新幹線並みの速さで火砕流が襲い
玄界灘まで達してしまう。
九州は、姶良、鬼界アカホヤカルデラ火山がある。
いつ爆発するかわからないが、いつかは爆発する。