おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

避難用シェルターが語るもの

2014年08月29日 06時26分41秒 | 日記

 

阿蘇山は、規模的にいえば北海道にある支笏湖に次ぐ

日本第2位のカルデラ火山である。

火山活動が活発になると、入山規制が行われている。

戦後も爆発的噴火で死傷者が出ている。

火口付近には、噴石から身を守るための、シェルターが作られている。

また、火口を覗くためには、有毒な二酸化硫黄の影響を受けやすい

喘息等の呼吸器系の病気がないか確認をされる。

頻繁に火口周辺への、入山規制が行われており

今年に入り3月に入山規制が解除された。

怖いもの見たさの大勢の人で、この日も賑わっていた。

 

活動を止めたわけではないので、地下にマグマが溜まると噴火する。

およそ9万年前に噴火した際には、火砕流が九州北部をなめつくし

関門海峡をも超え、山口県南部にも達したといわれている。

 

次の破局噴火が起これば、新幹線並みの速さで火砕流が襲い

玄界灘まで達してしまう。

九州は、姶良、鬼界アカホヤカルデラ火山がある。

 

いつ爆発するかわからないが、いつかは爆発する。