おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2014菊池渓谷の光芒(光のシャワーを浴び)

2014年08月25日 06時30分15秒 | 日記

ひょんなことから、大学生の青年と三泊四日の旅をすることになった。

外国にいる知人の息子が福岡に来るので、案内を頼むとメールが来た。

いいよと返事したものの、ただ見るだけではつまらないかもしれないと

彼のために、今ではあまり使わない

デジカメにレンズと三脚等を揃えプレゼントした。

 

事前に少しレクチャーしたが、若だけに呑み込みが早い。

問題は天気、夏休みをとり宿をおさえたものの

天気予報は、芳しくなく福岡を発つ日も小雨模様。

 

この季節、菊池渓谷は幻想的な光芒がが現れる。

このところ降り続く雨で、水量は問題ないが

日が差し込まないと、光芒は出ない。

 

いつもは、早起きして出かけるのだが

若い彼には、4時起きは悪かろうと菊池温泉にビジネスをとった。

早朝、7時前には渓谷の駐車場に、

観光バスがカメラマンを運んできていたが、思ったより車は少ない。

 

いつものように、まず上流の広河原から、上流側に現れる光芒を待った。

2年前の災害の後、通行止めになっているが、

広河原から上流に、カメラマンが大勢集まる撮影スポットがある。

人ばかりだから、行くことはないが、この日もあぶれた人が川の中にちらほら

 

雲の間からお日様がのぞくのを、念じて待つこと30分

一瞬、光芒が現れたがすぐに消えた。

ダメかと思い、ファインダーを覗いていると

木々の葉の間から、次々と日の光が差し込む

「天使の階段」とも呼ばれるように

光の束が幾重にも川筋を照らす。

そして、太陽が姿を現した。

居続けてもほかの人に悪いので、数枚、撮って交代をして

橋の下から数枚。

青年が、私を呼ぶので覗いてみると

光のシャワーを浴びるように、カメラマンが立っていた。

青年もFantastic・Fantasticとシャッターを押していた。