黄色いオミナエシが何本か風に揺られていた。
虫たちは、何んであの匂いに誘われるのか、結構集まっていた。
個人的には、あんまり好きな匂いじゃない。
虫達とは好みが違うらしい。
ひらひらと飛ぶチョウトンボをけん制して、小さなハチが飛んできた。
連写機能が悪いカメラが、反応遅れげにカシャー・カシャーーと
「文句有りなの」とばかりに、ワンテンポ遅れ気味に動く
ハチが、俺の縄張りだよといわんばかりに、威嚇するようにこちらを見ている。
黄色い世界が迫ってくる。
パソコンで整理していたら、カメラ目線でバッチしとハチが写りこんでいた。
オーレ―オーレ!!ハチ君サンキューといっておこう。