ハスとスイレンは、池や沼地のような比較的水が、淀んだところに生息する。
受粉を行ってくれる虫たちが、迷わないでいいように
補色の関係にある目立つ色が多い。
このところ京極夏彦の魍魎の匣を読んでいる。
1000ページを超えるので、完読までは道のりが遠い。
ソファーに座ったり寝転んだりしながら、姿勢を変えて読むことが多いが。
さすがに分厚い本は、寝転んで読むには向かない。
おまけに、この時期は毎年、町内盆踊りの写真撮影を頼まれるので
撮影時間よりも、数倍もの写真整理に時間をとられる。
本の中の魑魅魍魎の世界と異なり、清楚な花を見ていると心が洗われる。
イオンでは、特売コーナーに、ハスの花をかたどった
お供えの品が目を引く場所に積まれている。
本を読む時間が少なくても、秒針の動きは変わることはなく
早くなったり遅くなったりはしない。
長く感じたり短く感じたりする。しかし、近頃、総じて短いような気がするのだが。