少し見頃を過ぎているだろうと思いながらも、仕事の都合をつけながら古代住居跡とそばの花を見てきた。
まだ見れたものの白いそばの花は、上り坂の峠を越えて緩やかに下りに向かっていた。
弥生人もこここの地で青空をみながら、白いそばの花を眺めひと時を過ごしたに違いない。
ひょっとしたらオレも、この地でそばの花を眺めていた弥生人のDNAを受け継いでいるかもしれない。
主にユーラシア大陸で活動したネアンデルタール人は、遅れてきた現生人類により絶滅に追い込まれた。
しかし、現生人と交雑をしたネアンデルタール人のDNAは、我々の体に受け継がれているという。
そばの花を楽しんで眺めてた弥生人のDNAが、オレに受け継がれても不思議ではない。
