窓から見下ろす通りのイチョウ並木が緑から黄色へと、交差点にある交通信号のように色づいてきた。
たて続けに襲ってきた台風にもめずに、まだ葉を落とすことなく上の方から徐々に薄い黄色へと変わってきている。
クマバチでも撮りに行こうと思い立ち、近場の秋の花が見られる筥崎宮花庭園へとカメラを持って行ってきた。
この時期は目立った花が咲くわけでもないので、入場料は入口の料金箱に100円を放り込めばいい。
入ってすぐのとこにダンギグが見られた。青紫色の山野草で温暖な傾斜地を好むといわれる。
ブーンブーンと羽音をたててハチが忙しげに仕事に励んでいた。
その中でも体が一回り大きく人相、いやハチ相が強面のクマバチが花の間を忙し気に飛び回っていた。