フルーツの郷としても知られるうきは市、山あいの里浮羽町新川は山あいに幾つかの棚田が点在している。
なかでもつづら棚田は、規模も大きく田植えの頃とヒガンバナの咲くこの時期には、棚田の風景を目当ての観光客が多く訪れる。
この棚田も、平成24年の九州北部豪雨災害では甚大な被害をこうむった。
土砂災害で山腹が崩壊し棚田を埋め尽くし、あちこちで棚田の石垣も壊れた。
今では復旧工事も終わり昔の風景を取り戻している。この時期の彼岸花の咲く頃には彼岸花祭が行われている。
ぐずつく天気の合間を見計らって出かけてみた。お日様も雲に隠れ積まれた石垣にヒガンバナの赤が映えていた。
見頃を迎えた彼岸花目当てに、多くの見物の人で賑わっていた。