例年になく多く発生する台風が非常に強い台風のまま関西空港を水没させている頃、写友から久々に夫婦滝へ行こうとメールが入った。
2、3日もすると風もおさまるだろうし、予報では晴れのようだから都合がよければピックアップするぜと温かい文字が並んでいた。
早朝5時前にピックアップしてもらい高速に乗ったが、空が白み始めると青い空のはずが雲に覆われていた。
夫婦滝は先客も少なく雲の切れ間の陽の光を期待したが、時折うっすらと日が差すものの光芒は一筋しか現れず撤収した。
それではと近くの鍋ケ滝へ向かい、先客もないので傘を入れての撮影をした。
あちらこちらにマムシ注意が貼ってある階段を上り、駐車場に戻る頃には空を見上げると雲が切れ青空がのぞいていた。