おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2018 九重連山の麓に一面の初夏の花畑 2 《大分県竹田市くじゅう花公園》

2018年06月11日 06時34分36秒 | 日記

 

 

ここの花たちも見頃は過ぎて、今頃は夏の花へとバトンタッチの準備中かもしれない。

花の命は短いといわれているが、近年は咲き始める時期や開花期間の短さ等花達にも少なからず異変が起きている。

 

46億年の地球時間を考えれば、これまでにも何度となく寒冷期と温暖期を繰り返してきている。

太陽の日射量がその要因であると考えられている。

しかし、20世紀に入ってからの急激な温暖化はそのことだけでは、説明がつかないともいわれている。

大気中の二酸化炭素の量も1970年に320ppmだったものが、2000年には370、2015年には400ppmと急上昇を続けている。

二酸化炭素は大気中にとどまらなく海水にも取り込まれていく、海水の酸性化が問題として議論され始めている。

宇宙に生命を探す科学者達を描いた「五十億年の孤独」を読んだ。

太陽だっていつまでも、都合の良い暖かい光を地球に恵んではくれない。

いつかは膨張してなくなってしまう運命にある。もちろんそれ以前に人類にも第6の絶滅が訪れているかもしれない。

それまでに宇宙を目指して飛び立つかということだが、地球時間で5億年といえば時間はまだ十分に残されている。

オレはそんなに時間はいらないから、当面季節を忘れずに咲く花を愛でることに専念しよう。

花の命は儚く短いが逞しくもある。