干潟の乗り物ガタスキーは、有明海に生息するムツゴロウなどの漁に用いられる。
そのガタスキーを使ってのレースが人間ムツゴロウである。先ずは小学生と親子の部のレースが行われた。
ひたすら泥を掻き、前を前を目指すが両手でかく干潟の泥は自分の顔を襲う。
本人達は意識してはいないが、後続の選手の顔にもろに飛んでいくことになる。
泥まみれになり重いガタにてこずりながらも子供達と、背中に子供を乗せた親子はひとかきひとかき進んでいく。
親の疲労困憊した姿とは対照的に、子供たちの笑顔がガタのなかで映える。