大興善寺の境内から階段の右手を見ると、ヤマフジが大きな木にさも自分が主役ですとでもいうように藤色の花を下げていた。
大興善寺で写真を撮ってあったグループも、このヤマフジが目についたのか撮影してあった。
一人の方にお願いして識別できない程度に写真に入ったもらった。
木の大きさがわかるには、やはり人がいたほうがわかりやす。
八幡東区の河内藤園は、今や世界的な観光スポットになってしまった。
特にこの二、三年はブームに拍車がかかっている。
毎年毎年、藤園の門をくぐる時間が早くなり、去年は早朝の6時半でも多くのカメラマンや見学の人が来ていた。
写友に河内藤園へは、行ったかと聞かれた。
かれこれ十数年見続けてきたが、当面ブームが去るまで行かないよといった。
まぁ、当面見物人が減ることはあるまいが、そのうちには落ち着くだろう。
また、世界一の藤園を見ることもあるだろうからその日を待つことにしよう。