聖ヤコブ教会の入り口前 マザーピルス通りに
「三人兄弟」と呼ばれる建物がある。
右から 白色・長兄 黄色・次兄 緑色・末っ子と
本当に兄弟のように肩を寄せあっている。
古い住宅が時代順に3つそれぞれ違う建築様式で
建っていることからこの名前がついた。
白の長兄は 15世紀に建てられたリガに
現存する最も古い石造り住宅で、
階段状のファサードが特徴だが
当時は 窓税があったため 窓が小さいのだという。
また地下水の影響で少々傾いているそうだ。
黄の次兄は、1646年に建設、
1746年に石造りの門を増設し、
オランダ・マリエリスム様式といわれている。
17世紀は窓税がなくなったため
窓が大きい造りになっている。
だが、緑の末っ子の時代になると
入り口(間口)の広さによって税が取られたため、
間口の狭い窮屈な作りになっている。
また 土地が不足していたとか、
今度は間口税が課せられたためとか、
諸説あるようだ。
お土産店のショーウィンドには
リガの名物が飾られていた。
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