あかない日記

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ラトビア・リガ 8 火薬塔

2018-01-17 | バルト三国紀行

 

 

通りの先に 尖塔が見える。

火薬の保管に使われた「火薬塔」で、
旧市街で 唯一現存する城郭の一部。

14世紀に建設、最終1937~1940年に修復、
とんがり屋根は 19世紀に追加された。


直径14.3m、高さ25.5m、壁厚3m、
17~18世紀のロシア軍の砲弾が7か所

そのまま埋め込まれているそうだ。

以前は「砂の塔」と呼ばれていた。
かつて この塔の下から場外に続く道は
郊外に出る主要路となっており、
砂丘を横切って延びていたから。

当時リガの町はぐるっと砂丘に囲まれていたが、
15世紀に町を囲む陵郭と塀が築かれた際に
砂は 使われ、消えてしまったそうだ。

現在は ラトヴィア軍事博物館となっている。

 


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