あかない日記

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北海道旅行(131) トラピスト修道院

2012-01-27 | 国内・北海道

 

  JR江差線の渡島当別駅 裏手の山にある「トラピスト修道院」へ

 1896(明治29)年フランスから9人の修道士たちがこの地に訪れ 
 日本最初の男子トラピスト修道院を創設した。

 正式名称は「厳律シトー会灯台の聖母大修道院」という。
 ”トラピス”トという名称は かつてシトー会を改革したフランスの
 トラップ修道院に由来し ”
灯台”とは 近くにある葛登志(かっとし)
 灯台にちなんでいる。


 設立以来 農耕 牧畜 酪農を営み 北海道の酪農振興に
 多大な貢献している。特に1902()年にオランダから輸入した
 ホルスタイン乳牛により 道南の酪農の発祥の地になっている。
 
  赤レンガでゴジック風のシンメントリー状の建物は 最初の
  修道院が焼失したため1908(明治41)年に建てられている。

 今も40人ほどの修道士たちが ここで「祈り」「読書」「労働」という
 厳しい戒律のもとで生活を送っているとのこと。

  ここで造られるトラピストバターやクッキー バター飴 ジャムは
 北海道を代表する観光土産品として知られている。

     

           院内は立ち入り禁止 門扉の間から見た修道院


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