あかない日記

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北海道旅行(77) 流氷岬

2011-12-03 | 国内・北海道

 


  「流氷」は アムール川(黒龍江)の水が流入する河口付近では
  塩分の濃度が低く 密度成層が強くなるため冬季には厳しい
  寒気団であるシベリア高気圧の影響も受けて海水が形成され
  ていて 河口付近以外の海域北部でも12月から結氷が見られ
  最盛期の2月にはオホーツク海の7から8割が海氷で覆われる。

  北半球海氷の分布する海域で 最も低緯度であるオホーツク海
  が氷結するのは このアムール川の河川水の流入によるところ
  が大きく 風と海流(東樺太海流)に運ばれた海氷は流氷となり
  樺太東岸に沿って南下し  時には太平洋岸の釧路市付近まで
  到達することがある。


    流氷の過去10年間のデータ(網走気象台)
      流氷の接岸 最も早い 1227(2002)
               最も遅い  219日(2009年)

      流氷期間   最も長い     108日(2003年)
               最も短い      43日(2009年)

      海一面に広がる流氷を 一度は見てみたいものだ!


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