「流氷」は アムール川(黒龍江)の水が流入する河口付近では
塩分の濃度が低く 密度成層が強くなるため冬季には厳しい
寒気団であるシベリア高気圧の影響も受けて海水が形成され
ていて 河口付近以外の海域北部でも12月から結氷が見られ
最盛期の2月にはオホーツク海の7から8割が海氷で覆われる。
北半球海氷の分布する海域で 最も低緯度であるオホーツク海
が氷結するのは このアムール川の河川水の流入によるところ
が大きく 風と海流(東樺太海流)に運ばれた海氷は流氷となり
樺太東岸に沿って南下し 時には太平洋岸の釧路市付近まで
到達することがある。
流氷の過去10年間のデータ(網走気象台)
流氷の接岸 最も早い 12月27日(2002年)
最も遅い 2月19日(2009年)
流氷期間 最も長い 108日(2003年)
最も短い 43日(2009年)
海一面に広がる流氷を 一度は見てみたいものだ!
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