あかない日記

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洋画家 桂ゆき

2022-02-05 | 人物忌


  (BSテレ東「新美の巨人たち」から)

 

2月5日は 
洋画家 桂 ゆき が亡くなった日

桂 ゆきは

日本における前衛女性画家の
先駆者であり、第一人者

戦前から逸早く先端的コラージュの手法を
シュルレアリスムから
距離をおきながら独自に展開し

生活用具や動物など実在と抽象的な形を
混在させた独自の表現を探求した。
 本名は 雪子 初めは「ユキ子」
 1970年代頃から「ゆき」


1913(T2)年
 東京大学教授・冶金学者
 桂弁三の長女として
 東京市本郷で生まれる。

1931(S6)年  
 東京府立第五高等女学校
 (現都立冨士高)卒業

1933(S8)年
 東郷青児(1897-1978)が指導する
 アヴァンギャルド洋画研究所に通う。

1935(S10)年
 コラージュによる初の個展を開く。

 二科展に初入選し第9室に展示される。
1938(S13)年
 吉原治良(1905-1972)
 山口長男(1902-1983)ら
 とともに前衛グループ九室会の創立に参加

1946(S21)年
 三岸節子(1905-1999)らとともに
 女流画家協会を創立

1950(S25)年
 二科会会員となる。

1956(S31)年
 渡仏

1958(S33)年
 アフリカに旅行。

 帰仏後、すぐにアメリカに渡る。
1960(S35)年
 全米女流展(ニューヨーク、
 リバーサイド美術館)に出品

1961(S36)年
 帰国 東京画廊で個展を開く。

 第6回日本国際美術展で優秀賞を受賞
1963(S38)年
 「女ひとり原始部隊に入る」で
 毎日出版文化賞を受賞

1966(S41)年
 第7回現代日本美術展で
「ゴンベとカラス」が最優秀賞を受賞

1979(S54)年
 東京画廊で3回にわけて
 戦前から新作までの個展を開く。

1980(S55)年
 山口県立美術館で「桂ゆき展」開催

1981(S56)年
 「1960年代--現代美術の転換期」展
 (東京国立近代美術館)に出品

1991(H3)年2月5日
 癌のため東京女子医大病院で逝去 77歳


    

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参考:BSテレ東 「新美の巨人たち」
   ・ウィキペディア