「筑波夕照とさくら」
(つくばエキスプレス守谷駅構内・2005年設置)
5月16日は
切り絵作家 滝平二郎が亡くなった日
滝平二郎 (たきだいらじろう)は
版画家、きりえ作家、絵本画家
1921(T10)年
茨城県新治郡玉里村
(現:小美玉市)に生まれる。
1935(S10)年
県立石岡農学校
(現:県立石岡第一高等学校)
在学中は風刺漫画に関心を
寄せていたが
卒業後は木版画へと向かう。
1942(S17)年
造形版画協会第6回展に初出品
1943(S18)年
陸軍に入隊
1946(S21)年
復員 日本美術会に入る。
1948(S23)年
日本新版画懇話会が発足
メンバーとなる。
1955(S30)年
豊島区雑司が谷に移住
木版画制作のかたわら
装幀や挿画など本格的に
出版美術の仕事を始める。
1968(S43)年
第6回国際版画
ビエンナーレ展に招待出品
1970(S45)年
第1回講談社出版文化賞
ブックデザイン部門(「花さき山」)
1970~77年
朝日新聞の日曜版にきりえを連載
1974(S49)年
第9回モービル児童文化賞受賞
1987(S62)年
第10回絵本にっぽん賞など受賞
児童文学作家・斎藤隆介
(1917-1985)との名コンビによる
絵本作品は多くの世代に
読み継がれている。
代表作に
「八郎」(福音館書店1967)
「三コ」(福音館書店1969)
「モチモチの木」(岩崎書店1971)
また日本美術会委員
児童出版美術連盟会員などを歴任
2009(H21)年
がんのため千葉県流山市の
病院で逝去 享年88
JR常磐線・石岡駅構内に
「ふるさとの四季」をテーマに
4点のステンドグラスがある。
(2016年設置)
「春・つくしんぼ」
「夏・バスが行く」
「秋・赤とんぼ」
「冬・雪がっせん」