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あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

北海道旅行(120) 札幌狸小路

2012-01-16 | 国内・北海道

 

  札幌の中心街にある「狸小路」は 東西1km 
                 西1丁目から西7丁目まで
 全天候型アーケードでつないだ商店街を歩いてみた。

 呉服や楽器 衣料品などの専門店からゲームセンター
 映画館まであり ありとあらゆる店が軒を並べている。

  老舗と言われる歴史ある店から 最近オープンした
 ばかりの新しい店もあり 一つの通りに新旧店舗が
 並んでいるというのも狸小路ならではの魅力になって
 いるようだ。
 
 西5丁目には 1973(昭和48)年に建てられた
 「本陣狸大名神社」が設置さているが
   中国のからの観光客が何を願うのか
     盛んに ”さい銭” を投げ入れていた。


北海道旅行(119) 札幌時計台

2012-01-15 | 国内・北海道

   

    余市から 札幌へ 札幌といえば 時計台
   時は丁度 夕方  6時の鐘の音を聞くことができた。

   この時計台に正式名称があった「旧札幌農学校演武場」で
   1878(明治11)年に建設されている。

   札幌農学校は 北海道大学の前身で近代技術を導入し
   北海道開拓の指導者を養成する目的で開校。
   時計台は 農学校生徒の兵式訓練や心身を鍛える
   体育の授業に使う目的で「演武場」として建てられた。

   1888(明治21)年には札幌の標準時計に指定され
   農学校の大時計として市民に親しまれてきた。

   しかし この時計台が街の真ん中にあるのに疑問に
   思ったが 1903(明治36)年農学校が現在の
   北海道大学の場所に移転し 1906(明治39)年に
   札幌区が買い取り解体せず曳屋で現在地に
   移転していたのだ。
  
   
1970(昭和45)年国指定重要文化財に指定され
  、1996(平成8)年には、環境庁の「日本の音風景百選」
   にも認定された。

                  
                         修学旅行当時の時計台

          


北海道旅行(118) ニッカウヰスキー

2012-01-14 | 国内・北海道

 

 

  「ニッカウヰスキー北海道余市原酒工場」を見学

  この創業者 竹鶴政孝は 1934(昭和9)年 理想のウイスキーを
 造るため リンゴやぶどうの産地で 澄んだ空気と夏でも気温が
 上がらなく適当な湿度があり 良質な水と豊富なピート(草炭)層
 地帯でもあるこの余市に創業を開始している。

 

     原酒工場とは思われない 手入れの行き届いた木立
     に囲まれた閑静な場内

 

 


北海道旅行(117) 余市町

2012-01-13 | 国内・北海道

 

  小樽から国道5号線で余市へ

  余市宇宙記念館「スペース童夢」は 1992年 2000年の
  2回にわたり 日本人初のNASA宇宙飛行士として挑戦した 
  毛利 衛さんの故郷  
それを記念して建てられている。

  毛利さんが実際に行なった宇宙実験や子供たちに贈られた
  メッセイージや 宇宙の神秘 宇宙開発の歴史 天文のことなど
  学ぶことができる学習施設になっている。
 

  余市出身といえば忘れてならない 札幌オリンピック
  スキージャンップで金メダルをとった笠谷幸生さんも


北海道旅行(116) 日和灯台

2012-01-12 | 国内・北海道

  

    小樽市高島岬にある 日和山灯台は
  1883(明治16)年10月に 木造六角形の灯台として点灯され
  1953(昭和28)年 現在の塔型のコンクリート作りに改築された。

   光達距離 19海里(約35㎞) 塔高 10.2m、灯火標高 49.8m

  北海道では 納沙布岬灯台に次いで2番目に初点灯されている。

     

   岬先端の「日和灯台」 右手に見える赤い屋根は「小樽鰊御殿」
     写真は 以前訪れたときに撮影したもの。

  また 映画「喜びも悲しみも幾歳月」〔1957(昭和32)年公開〕の
   ラストシーンで使われた灯台としても有名。

   主人公の老夫婦が 日和山灯台への斜面を
    登っていくところに使われている。

    


北海道旅行(115) 鰊御殿

2012-01-11 | 国内・北海道


   
            小樽市祝津地区にある「鰊御殿」

  この建物は 1891(明治24)年 積丹半島西部にある
  泊村のにしん網元 田中福松氏が 7年をかけて
  1897(明治30)年に竣工した”にしん漁場”を代表する
  建築物で 現存する建物の中でもこの施設は大規模で
  (総面積611.9m 切妻造) 最盛期には100人以上の
  ヤン衆と呼ばれる働き手と網元の家族が寝泊りしていた。
  

  祝津地区は 鰊千石場所として にしんを満載した船が
  出入りしていた場所から 1958(昭和33)年 この地に
  移築されている。
  1960(昭和35)年 「北海道有形文化財・にしん漁場建築」と
  して指定されている。


  


北海道旅行(114) 蒸気時計

2012-01-10 | 国内・北海道

   
  メルヘン交差点に建つ「小樽オルゴール堂」の前に
  高さ5.5m、重さ1.5トンの「蒸気時計」がある。
  15分毎に上部にある5つの汽笛がメロディーを奏でている。


 

    こちらは カナダに訪れた時の 
       バンクバーガスタウンの蒸気時計(姉)


北海道旅行(113) 北一ガラス

2012-01-09 | 国内・北海道

   

    北一ガラス3号館は
   1891(明治24)年に建てられた木骨石造倉庫を
   1983(昭和58)年に再利用し 倉庫の特性を活かした
   店舗となっており オリジナルガラス製品を売っている。

   通路には海までつながっていたトロッコのレールがあり
   当時の名残を感じる事ができる。

 


北海道旅行(112) 利尻コンブ

2012-01-08 | 国内・北海道

  
   堺通りにある 利尻昆布の店 「利尻屋みのや」

  この店のキャッチコピーが面白い
    「七日食べたら 鏡をごらん」
    「お父さん預かります」
  店内には
    「貴女もなれます 楊貴妃に」
    「百五十歳若返る ふりかけ」
    「美味しい旅は 試食から」 

 「ホラ吹き こんぶ茶」と「アラジンの秘密(とろろ昆布)」が
  入った味噌汁
を 試飲させてくれたが

 

   写真の昆布を 土産に購入。

 

 


北海道旅行(111) 小樽駅

2012-01-07 | 国内・北海道

 

 小樽の玄関口 小樽は1903(明治36)年開業し
 現在の駅舎は 1934(昭和9)年に建てられた3代目で
 北海道最古の駅舎となっている。

 現在 耐震補強工事のため改修中で 2012年春に
 完成とのこと。

 1923(大正12)年9月に発生した関東大震災で
 多くの建物が被災したのを契機に 日本では世界に
 先駆けてそれまでのレンガや石に替わって 耐震に優れた
 鉄筋コンクリートが多用されるようになり 小樽駅も重厚な
 鉄筋コンクリート造りなっている。
 正面からみて三本柱の外観は、上野駅や岡山駅(2代目)など
 同時期に建設された駅舎ともに似たデザインになっている。

 2006(平成18)年に国の有形文化財に指定された。

 


北海道旅行(110) 小樽運河

2012-01-06 | 国内・北海道

 

  小樽を代表する「小樽運河」 全長1140m 幅20~40m ある。
  御影石が敷き詰められて散策路を端から端まで歩くと30分
  夜には63のガス燈に灯が入り レンガ造りの倉庫街が
  趣きある雰囲気になるそうだ。

  都市景観100選にも選ばれている。

  運河は 1923(大正12)年にハシケとよばれる小型船が
  港に停泊している本船から貨物を運び往来するために
  造られたもので小樽の商業の発展に貢献してきた。
  かつては 北海道開拓の玄関口として多くの物資が集散したが
  戦後 樺太との交易が途絶えその役目を終えている。


北海道旅行(109) 映画祭

2012-01-05 | 国内・北海道

   
  ゆうばりキネマ街道」として いろいろな飾りつけがあり
  また 各戸には名画の看板が飾られているが 通りには
  人一人歩いてもいない。

  まさに 映画の製作の”ハリボテ”状態 裏に回れば何もない
  うわべばかりで中身がない。
  前掲の”炭鉱の遺産”同様 活かされていない。

  今後どのように街の文化が 活かされるかに期待!!   

   


   かつては市内に17館もの映画館があって 
  24時間稼働していた炭鉱の街の主要な娯楽でもあった。

  毎年2月に「ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭」が
   開催されるが 一時は市の財政破綻から開催が危ぶまれたが
      市民の手によって続けられている。
 

   

 


北海道旅行(108) 炭鉱の遺産

2012-01-04 | 国内・北海道

              テーマパーク「石炭の歴史村」の竪坑櫓


  
夕張市内には 炭鉱に関わる施設等が多くある。
   90年代の閉山とともに 「炭鉱から観光へ」政策のもと
     その多くは観光施設に 転換している。

   冬の時期は閉館とのことだが 観光の最盛期でもある
    この時期にも 閑散としている。
  
   過去の遺産をどのように活用していくか難しい!

  前に掲載した「花畑牧場」も 地域活性化となればと
   この地にも工場を建てて 雇用・観光にも一役かっているが。

  ここで「旭山動物園」が思い出される。
   かつては冬の動物園の閉鎖は常識であったが
     今では雪や寒さのハンディーを克服して 
       全国から人をよんでいることを。

 

       「炭鉱生活館」

  夕張が炭都として最も栄えた昭和30年代ごろの生活の様子を知ることができる。

  

       「旧北炭工業所の大煙突」  昭和35年築 (昭和53年閉山)

            高さ63m 地上径5m 頭部径1.9m  


北海道旅行(107)  夕張市

2012-01-03 | 国内・北海道

       

  

   「夕張市」は
  1891(明治24)年の炭鉱開始以来 炭鉱の街として栄え、
 1943(昭和18)年 市制となり 一時は大小24の鉱山
   人口12万人を数える。
 1960年代後半から次々に閉山し 最後の三菱大夕張炭鉱も
 1990年に閉山して 「炭鉱から観光へ」の政策を展開するが 

 2007(平成19年)3月事実上 財政破綻し 全国唯一の
   財政再生団体になる。 

    この財政再建に向けて 2011年4月 市長選があり
  全国最年少市長 鈴木直道(30歳)が誕生した。
  市長は元東京都職員でそれまでは東京都から
  この夕張市に派遣されていた職員であった。

   市長の所信表明では
   『依存心や前例主義からの脱却を大胆に進める必要があると
    考えます。 「財政再生団体だから」というネガティブな
    考え方から、「夕張だからこそ出来る、やれる」という
    ポジティブな発想への転換が必要なのです。』 と
    
  地域再生のかじ取り役として 宣言している。

    つまり市職員だけでなく 住民も意識改革が必要
   今までの「炭鉱から観光へ」政策により 炭鉱関係の箱物と
   人件費の負の財産をいかに払拭ができるかが問題ですね。

 

 

 


北海道旅行(106) 幸福の黄色いハンカチ

2012-01-02 | 国内・北海道

 

     北海道旅行のブログも 新しい年を迎えてしまった。

   当方の車は 夕張市へと進み
 
     市内 「幸福の黄色いハンカチ」想い出ひろば へ

  映画「幸せの黄色いハンカチ」は 
    山田洋二監督 1977(昭和52)年に公開

  島勇作(高倉健) 朱美(桃井かおり) 欽也(武田鉄矢)の
  三人が 勇作の妻(賠償千恵子)が待つ 夕張の炭住に
  向かい ”黄色いハンカチ”が掲げられているラストシーンが
  印象に残る作品。

  

  

 

  

    ロケに使われたハーモニカ長屋の一画には 
       ロケセットが再現されている。

    映画で使われたのと同じ型のマツダファミリアが
     展示されおり また 訪問者の願い事の黄色い紙が
       部屋全体に張りめぐらされている。