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あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

島根旅行(65) 吉岡出雲

2015-03-07 | 国内・島根

 

遊歩道を進む中 「吉岡出雲墓」を見る。

 元は吉岡隼人と名乗り 毛利氏に仕えていたが

 徳川家康の石見銀山支配にあたり

大久保石見守に仕え代官として石見銀山のほか

伊豆 佐渡金銀山の開発にも 
功績を上げている。

1601(慶長6)年に伊豆湯ヶ島に見分に出かけ 

その時に授けられた「伝馬朱印状」は今も伝わっており

 また 徳川家康に拝謁した際に「出雲」の称号を賜り

 
同時に拝領した「辻が花染丁字紋道服」は

 国の重要文化財として東京国立博物館に収蔵されているそうだ。

 


島根旅行(64) 清水寺

2015-03-06 | 国内・島根

 

銀山公園から 龍源寺間歩方面に向かって

緑陰の遊歩道 「銀の小径」 が約3km続く。

その中程に「清水寺」を見る。

「きよみずてら」ではなく「せいすいじ」というそうだ。

創建は 推古天皇の時代で歴史のある真言宗の寺で

本堂の天上には 丸に桐  鷹の羽紋

、大久保長安の家紋である下り藤などが描かれている。


格天井は ともに銀山開発に
打ち込んだ

長安と地役人の吉岡出雲らが奉納したと伝わっており 

銀山百カ寺と讃えられた石見銀山でも

長安の家紋をとどめた格天井は 清水寺のみだそうだ。

寺宝の 「辻ヶ花染丁字文胴服」 は 

徳川家康から拝領されたもので 

国の重要文化財に指定されている。
                     (東京国立博物館所蔵)


また 大久保石見守配下の山師は 

この寺に 7日7夜籠り祈願し 釜屋間歩を見つけた。

その間歩からは約13.5トンもの運上金を

納めるほどの銀であったとも伝えられている。

 

 


島根旅行(63)  ベロタクシー

2015-03-05 | 国内・島根

 

こちらは「ベロタクシー」です。

ドイツ生まれの 電動アシストモーター付き自転車タクシーだそうだ。

後ろの席に大人2名を乗せ 運転手がペダルを漕ぐ乗り物で


石見銀山の世界遺産への登録の決め手の一つに

 「自然との共生」があって


環境を大切にした鉱山ということが評価され

 排ガスや騒音に配慮する乗り物になっている。

よって 観光もエコになっており 車は指定駐車場に

 徒歩が観光のメインになっている大森のバス停から

目的の龍源寺間歩までは 往復5kmにもなる。

 因みに 銀山公園から龍源寺間歩までは 

片道2200円 往復4100円だそうだ。

また 自力では レンタルサイクル アシスト付も用意されている。

 

 


島根旅行(62) 音声ガイド

2015-03-04 | 国内・島根

 

石見銀山の見学には 

ガイドがつかず 単独で回れという。

 
そこで ツアーフリー散策や自分のペースで歩く人向きに

「音声ガイド」を貸し出しているとのことで

55 ヶ所のポイントの説明が聞ける

音声ガイド機(イヤホンタイプ)を

観光案内所で借りる。


貸出料 1台500 円だが 貸出時に別途 1 ,000 円を

保証金として払い  返却時には返してくれる。

一つでも遺跡の価値を理解しようと借りたが

途中からは面倒くさくなってしまった。
 

 

 


島根旅行(61) 世界遺産「石見銀山」

2015-03-03 | 国内・島根

 

 銀山公園にある観光案内所

 

ツアーバスは 太田市の

世界遺産「石見銀山」に 10時半すぎ 到着


石見銀山遺跡は 2007年 世界遺産に登録された。

石見銀山の特徴は、自然を破壊せず 

周辺の環境に配慮した「自然環境と共存した産業遺跡」であり

その点が高く評価され 世界遺産登録となった。


大航海時代の16世紀 世界で流通した

銀の約3分の1が 日本の銀であり


そのほとんどが 石見銀山で産出されたものであった。


その影響力の大きさを示すのが 

当時ヨーロッパで作成された世界地図に


日本の中でも「石見銀山」が大きく扱われ

その存在の大きさを表しているという。

 


島根旅行(60) 多伎いちじく

2015-03-02 | 国内・島根

 

さらに進む途中 「多伎いちじく館」を見る。

ここ多伎町は 粘性の土壌 日本海の潮風 

山おろしといった気候風土に恵まれ


霜の心配もないところで 

南方育ちの「いちじく」とっては 

栽培に適しているという。

小ぶりで甘みが強い「多伎いちじく」として

また 多伎の潮風で育ったことによって

さらに多くのミネラルや食物繊維を含んでいるので

 全国的に人気がある。


 8月中旬から10月までが 生食の旬であるが

 加工品も多く作られているそうだ。

 


島根旅行(59) いちじく温泉

2015-03-01 | 国内・島根

 

途中 「源泉かけ流し 多伎いちじく温泉」の看板を見る。

この温泉は 地下1300mから湧き出る湯を利用し

 温泉名は 町の特産イチジクにちなんで名付けられている。 

名のとおり 乾燥させたイチジクの葉を使った薬草湯などもあって

ミネラルをたっぷり含んだ薬効高い泉質を

楽しむことができるそうだ。


温泉の分析では 500年前の室町時代以前に

降った雨が地面に浸透し 

マグマで暖められて ミネラルを吸収し

「500年の熟成」を経て湧き出ており

 “特級酒”ならぬ “特級温泉”であるそうだ。


また 目の前は日本海が広がり 

恵まれたロケーションも 一役かっているとも。

 


島根旅行(58) 神西湖

2015-02-28 | 国内・島根

 

  湖面の先に 三瓶山が見える。


玉造温泉での一夜が明け ツアー二日目を迎える。

天気予報では 台風8号が

 日本列島に向けて 接近しつつあるというが

今朝の空は 何とか持ちこたえている。

バスは 国道9号線を経て 宍道ICから出雲まで

山陰道を西に向けて走り 
再び9号線に戻って 

行く途中 神西湖(じんざいこ)を見る。

 この神西湖 汽水湖で ここでもシジミが良くとれる。

収穫量は約17000トン(平成17年度)で 全国の湖沼中六位 

また 単位面積当たりで見れば 全国の湖沼中一位である。


 


島根旅行(57) どうじょうすくい踊り

2015-02-27 | 国内・島根

 

夕食後 「安来節ショー」を見に行く。

会場は 温泉街中ほどに 温泉街には似合わない

三角形と半球体を組み合わせたコンクリート造り


大きな建物「玉造温泉 ゆ~ゆ」で行われていた。


8時30分からの開演 安来節の起源は江戸中期で

大正から昭和にかけて花開いたそうだ。

メインイベントはなんといっても


コミカルな動きの「どじょうすくい踊り」だが

この踊りには 阿波踊りと同じく 男と女の踊りがあって 

男踊りが ユーモラスな顔や動作から全国的に人気がある。

踊りの後に 観客をステージ招いて

どじょうすくい踊りに挑戦する場面には


 会場は大いに盛り上がった。

 


島根旅行(56) 湯閼伽の井戸

2015-02-26 | 国内・島根

 

 

 前回の話題に続き こちらも同じく縁結びです。

宮橋のすぐ下流に 湯閼伽(ゆあか)の井戸がある。

別名を ”恋来井戸” といわれており

井戸脇にある餌(恋叶いの素)を 玉湯川に住む鯉に

あげると 鯉ならぬ恋が 現れるといわれているそうだ。

この他にも「お社本舗」なる無人販売所が置かれ
それぞれ有料で販売しているそうだ。

・湯薬師広場(湯をスプレーボトルに)
・玉作湯神社(叶い石)
・姫神広場(足ふきタオル)
・ベジコロ(神話の冊子)
・清巌寺(おしろい祈願札)

本当にいろいろと考えるものですね~

感心していいものやら・・・ もう~恐れ入りました!!。

 


島根旅行(55) 宮橋

2015-02-25 | 国内・島根

 

 

玉湯川に架かる「宮橋」は 

別名を ”恋叶え橋” ともいう赤い欄干の橋で

奥に見える「玉作湯神社の鳥居」と一緒に写り込むと

良縁に恵まれるといわれているそうだ。

当方には どうでもいいことですが

加えて 玉作湯神社では 境内に祀られている

「願い石」に「叶い石」を触れさせて祈ると


願いが叶うというおまじないあるそうだ。


まあ~何でもかんでも ”縁結び” に結びつけていますね。

人を呼ぶ話題作りいっぱいです。

 


島根旅行(54) 足湯

2015-02-24 | 国内・島根

 

温泉街には足湯が3箇所ある。

温泉街の散策がてら 疲れた足を癒すことができると

人気スポットになっている。

写真は「姫神広場の足湯」で 屋根付きなので雨の日も利用できる。

他に 玉造温泉ゆ~ゆ前と たまゆら前に

ともに川床にある足湯。

 

こちらは 足湯広場の一角にある
神話のオブジェ「姫神」であるが
その前のカメラ印の台は
ここにカメラを置いて写真を撮れるようと
置かれている台で 他にも数か所あった。
 


島根旅行(53) 湯元

2015-02-23 | 国内・島根

 

  

 日本最古の湯の一つに数えられている玉造温泉

「ひとたび濯げば形 容端正しく
         再び 浴すれば 万の病ことごとに除こる」と

古くから 美肌の湯として 知られてきている。

その効能は「出雲国風土記」にも記されているほどで

余分な古い角質を落とし たっぷり水分を補給した

すべすべの肌が期待できる「神の湯」として

特に 女性に大人気である。

また 散策しながら 他の宿のお風呂にも入れる

「姫神さまの湯めぐり」のチケットがあり

8家の旅館が開放している。


島根旅行(52) 勾玉橋

2015-02-22 | 国内・島根

 

 

 玉湯川には多く橋が架けられているが

「勾玉橋」は勾玉があしらわれたデザイン橋で 

温泉街のシンボルになっっていて 代表格だ。

欄干には巨大な緑色の勾玉が四つあって

腰かけて記念撮影ができるスポットとしても

観光客に人気がある。

 護岸したの川べりには遊歩道ができていて

散策できるようになっており 足湯があったりと

工夫されている。

 

 


島根旅行(51) 神話のオブジェ

2015-02-21 | 国内・島根

 

夕食前の時間を使って温泉街を散策する。

中央を流れる玉湯川沿いに 

神話のオブジェが点々と設置されている。


こちらは 出雲神話の世界を情景描写した

ユニークなオブジェ「根の国訪問神話」

脇にはその言われの説明文がある。

また プレートには作者 彫刻・東京芸大教授の

藪内佐斗司 氏の名が刻まれている。 

この他に8体もあって 
温泉町の小さな守り神になっている。

川下から
①八岐大蛇退治神話

②因幡の白兎神話 
③姫神

④八十神の迫害神話
 ⑤根の国訪問神話

⑥佐太大神誕生神話
⑦三種の神器
⑧恋山神話
⑨大国主命の妻問い