思いっきり長いエントリ書きます。ただし、犬ネタでw
この秋、私には野望がある。
それは、
チワワのわっち(8ヶ月)を、代々木公園のドッグランに連れて行くこと!
ドッグランって、犬のリードを外して、自由に走らせられるスペースのことね。
でも代々木公園に行くには電車に乗らなきゃいけないし、
知らない犬たちと礼儀正しく交流できないと行けないし・・・なので、
まずは近場まで電車に乗るところから始めたのであった。
調べてみたら意外にも、
比較的近いところにドッグランのある公園が二つも見つかったではないか!
ということで、まずは下落合駅より徒歩10分くらいの落合中央公園に行ってみた。
駅からの道のりは日陰無し。10月なのにサンサンと降り注ぐ日差しがちょっと暑くて大変だったけど、
ドッグランのスペースはなかなかいい感じ!
木陰もあるし、芝生もある。
さっそく生まれて初めての、わっちリード無し体験へ!
「わーい」
明らかに顔が嬉しそう。口角上がって笑ってる。
数匹のワンコたちも遊んでる♪
「こんにちは♪」
やさしいお姉さん。よかったね。
わっちはどうやら、他のワンコが好きらしい。
普段のお散歩中も、ワンコ見つけると駆け寄っていきたがる。
犬見知りの犬さんには、嫌われるタイプw
しかし、わっち、走るのが遅い!びっくりするほど遅い!
家の中だと弾丸のように走っていたように見えたのに、
他の犬たちにおよそ付いて行けない。
「おっそ。」「あのコまだ来ないよ」
上記の写真のわっちを拡大してみると・・・

一応、こっちに向かってる。
遅れをとり、取り残されるわっち・・・。
「ふぅ・・・」
ちょっと悲しい表情になっちまった。
そんなに世の中甘くないんだよ、わっち。学べ。
でもとにかく周りの犬たちも飼い主さんたちも優しくて、
楽しい初ドッグラン体験となりました。
飼い主さんたちは、
「今日はみんな大きさも近くて、相性がよかったねー
ドッグランって、そのときの犬同士の相性で、
けっこう雰囲気変わっちゃうんだよねー」
とのこと。
確かに、すっごく気の荒い犬さんとか、ヤンチャすぎる超大型犬さんとかがいたら、
わっちもちょっと、ビビったかも。。。
お天気にも恵まれ、よかったよかった。
そして翌日。(まだエントリ続くよ)
ドッグランは楽しい!と味をしめた私(わっちではなく?)は、
やはり近場にあった、沼○駅から徒歩3分くらいにある
「平○の○公園」にいってみた。
ここにもドッグランがあるそうだ。ネットに書いてあった。
で、行ってみたのだが、
え、「仮設」?
しかも「注意!犬のなき声」って書かれてるし・・・
とにかく、人間の公衆便所の両脇にあったスペースをみてみたら、
がらん・・・そして、、、思ったよりも狭い・・・

トイレの匂いがここまでしてる。
日向ゼロ。オール日陰のこのスペースには10月なのに、デカい蚊がいっぱい(汗)
わっち、やる気なさそうに、少々うろうろしてみたんだけれど、
決して走らず。
しまいには私の足下ばかりうろちょろ。
「もう、、、いいや、、、」

せっかくのリードフリーなのに・・・。
ま、本人(本犬)がいいなら、もういいか、ということで、
そのトイレ臭い薄暗いスペースをはなれました。
それにしても、トイレの両サイドにこういうスペースが二カ所あるんだけど、
反対側には、ドッグラン内に「迷惑です犬の鳴声」というデカデカ書かた看板が付けられていたり、
「犬の広場(仮設)」とか括弧付きで書かれてあったりして、
なんというか、
せっかく設けてくれている犬のスペースなのに、
そこはかとな~~~~~く、犬に対する「やっかいだなぁ・・・しぶしぶ・・・」的感情が
見えるように思ったのだけれど、それは私の気のせいだろうか。。。
で、リードをつけて、それ以外のゾーンをお散歩し始めたんだけど、
あちこちに「犬には鎖をつけて」「犬はリードを」と注意書きの立て看板がならんでる。
うん。リードは大事。それはマナーとして絶対ね。そりゃ、そうだけどね、うん。。
、、、と、見ると野良猫ちゃんがいるではないか。
かわいいな~と、植え込みの手前まで近寄って写真を撮ってみた。
中央に猫いるの、わかりますか?
で、この写真の奥の砂利になっているスペースには、
遊具があって、そこからはリード犬だろうが鎖犬だろうが、
犬にバッテンがついた看板がある。犬は絶対立ち入り禁止なのである。
上の猫ちゃんの写真は、その手前で撮影していたんだけれど、
私の横にいたわっちを見たのだろう、どっかのオジさんが、
「おねーさん、犬は入っちゃダメって、書いてあるよ!」
とピシャリと言ってきた。
え???
ここまだ手前ですけど???
なんだかなー。そこはかとな~く感じられていたものが、
はっきりとしたよ。
そう。ここは犬に対する愛情が薄い(というか、ほとんどない?)雰囲気なんすよ。
そりゃ、ドッグランもガランとしてるよね。。。
いや、でも、たまたまかもしれないし、
偶然そういうオジさんに会っちゃっただけかもしんないし、
いつもはそのドッグラン超混みかもしんないよ?
でもねぇ。。。少なくとも、
この日私は、なんだかなー、という気分。
犬が苦手な人がいるのもわかるし、
公園はみんなが気持ちよく使えるようにマナーを心がけるのは大切。
だけど過敏に反応する風潮があるのだとしたら、ちょっと切ない。
べつに外国がいいってわけじゃないけれど、
単純に、パリなんかがうらやましいです。
ワンコが飼い主さんと一緒に、普通に電車にのってるし(キャリーにすら入ってない)、
カフェでも人間の足下でくつろいでる。
もちろん相応の躾をきちんと丁寧にしておく必要があるよ。
でも、犬の存在そのものに他のお客さんがいちいち眉をしかめるなんていうことはない。
ごく自然に生活の一部に浸透してる。
ペットがいる生活が、ごく当たり前の文化として、そこにある。
日本では、もしかして、「ペットを飼う」という文化が、
(少なくとも現在のような形態での飼育は)舶来物であって、
まだきちんとした意味で根付いていないのかもしれないね。
なので、ぺット好き好き派や、動物は苦手という人の中に、過剰反応があるのかもしれない。
なにか、特別だったり、異質だったりという受けとめ方があるような。
(む?なんだか、クラシック音楽にも同じようなことが感じられるぞ)
ペット産業が元気なのはいいけれど、
ペット好き派にも、周りが見えなくなって過剰な入れ込み具合の消費者がいるのは否めない・・・。
いやー。
「公園を犬と散歩」というのが、こういう現状だったなんて、
犬を飼ってみなければわからなかったな。勉強になりますたっ
代々木公園は、先日人間だけでお散歩したとき、
たくさんのワンコがイキイキお散歩してたな。
そのときは広すぎて(!)ドッグランまでたどり着けなかったのだけど、
近々わっちと行ってみたいと思います。