おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
昨日は、会津若松でDMOの勉強をする仲間たちと、長い間議論をしておりました。
さて先日、映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」を観ました。
社会学者宮台真司氏の新刊「正義から享楽へ」では、「あまたの萬話が響きあう、半世紀に一本の傑作」と紹介されていものです。
恋愛を含めたすべてのことをオカネに置き換える「クソ社会」が背景として描かれ、そのなかで、対価に折り合いをつけながら生きる様が次々と現れます。
私は、愛情は交換でなく贈与でありたいと願っておりますが、社会では交換へと変化してしまった。
交換的な場面が多くを占めるものの、贈与の場面も時々あらわれます。
贈与をしてほしいというオーラ(?)を知らないうちに発し、それを言葉として表現するところもありました。
黒木華、綾野剛、Coccoの役者さんたちの素晴らしい演技も目立ちました。
2時間59分に及ぶ長い映画でしたが、お正月開けのひととき、ゆっくりと社会のことを考える素晴らしい映画でした。
今日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
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