おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
今日は1月2日。「書き初め」です。今日は言葉の話を少々。
明治時代に制定された法律などに、カタカナ言葉があります。私は、送り仮名にカタカナを用いている文章が極めて苦手です。現代人は、平仮名による送り仮名の圧倒的に読みやすいですよね。
では、なぜ、明治時代にカタカナ言葉を使ったのか?
私たちの世代は、小学校で最初にひらがなを習い、その後にカタカナを習いました。
ところが、明治時代は、カタカナが先で、ひらがなが後だったのです。
日本語の歴史上、カタカナを先に習得するということは稀なケースだったようですが、なぜ明治時代はカタカナが先だったのか?
その答えは、ひらがなは丸っこくて書きにくく、カタカナは直線的で書きやすいだろうという、当時の文部省の判断があったからなのです。
他にも説はありますが、”言葉で”記録が残っているのは、こういうこととなっています。
シカシ、アマリ考エラレタ事トハ思エマセンネ。
あー、読みにくい。
やはり源氏物語の時代にすでに使われている「ひらがな」の方がいい。
日本人の心を正月の朝に再認識しています。
今日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
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