会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

【会津野】オレオレ詐欺防止用あいことば

2016年04月30日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

よく晴れた4℃の会津野です。

娘が小学校からオレオレ詐欺防止用の「あいことば」を記入する用紙をもらってきました。

会津に移住して20年、このあたりで「オレ」という言葉を発するのを聴くのは女性ばかり。娘も自分のことを「おらちゃん」と言います。

男性は「わし」という言葉を老いも若きも使います。

むかし「オレオレ詐欺」と言っていたものも、いまは「振り込め詐欺」と言います。自分の名前を言わずに「オレ」という言葉で巧みに子どもや孫だと思わせるこの詐欺、こういう言葉の使い方をするこの地方でも、ときどき引っかかってしまった事例が新聞に載ります。

かわいい女の子の声で「おらちゃん、会社のオカネを使い込んじゃった!」などと電話がかかってきたら、気をつけないと行けないですね。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
※ご予約は、旅人宿会津野ホームページにて承ります。


【会津野】祝!日本遺産認定「会津三十三観音めぐり」(その3)

2016年04月28日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

大雨の朝を迎えました。気温10℃の会津野です。

【会津野】会津三十三観音めぐり(その1)

【会津野】祝!日本遺産認定「会津三十三観音めぐり」(その2)

に続き、第3弾のご案内をします。

冒頭の写真は第27番札所「大岩観音堂」です。ここは、高田地区の市街地から約6Kmの冑地区からさらに3Kmほど山の中に入ったところにあります。

冑から山の方へ向かい、林道にぶつかると登山口です。

ここから200ほど登ると大岩観音堂です。10年ほど前までは立派なお堂が建っていたのですが、雪でこわれてしまい、今はコンパクトなお堂となりました。

お堂の脇には大きな岩があります。この大岩に守られた観音様が、大岩観音です。

高田地区市街地には、第28番札所「高田観音堂」があります。会津野から3Kmほどのところ。高田厚生病院の駐車場を目指して行くと迷わずに行けるでしょう。

高田観音堂のすぐ近くに龍興寺「浮身観音堂」があります。

会津美里町出身の仏教者「天海大僧正(1536−1643)」ゆかりの仏像が修められている観音堂は、会津三十三観音の番外編として数えられています。

本堂には、国宝「一字蓮台法華経」が納められています。事前に連絡すれば、ご覧いただけけることもあります。ただ、文化財保護のため雨のときなどは、ご覧いただけない時もあります。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】人工知能ってどのくらい進化しているのかな

2016年04月27日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

今朝も晴れた9℃の会津野です。只見線脇の田んぼに水が入りました。田植えの季節目前です。

人工知能がスゴイ発展を遂げていますね。

囲碁の人工知能AlphaGoが、韓国のイ・セドル氏に圧勝したニュースが3月にありました。この人工知能は、深層学習(Deep Learnning)と呼ばれる手法を用いています。

いままでの人工知能は、何十手か先までに打たれる可能性があるものをシュミレーションし、そのなかで有効な手を打つという考え方で打ち手を決めていました。深層学習では、碁盤上の石がいまどのような状態に有るかを把握し、その状態から最も有効な手を探るものです。

人が先のことを考えてシュミレーションすることは、ある程度限界があることと、その組み合わせを頭の中で探ることも限界があります。人がものを考えるときは、いま置かれている状態(環境)を把握したうえで、多少のシュミレーションを行うという、人工知能の深層学習そのもののようなことなのだろうと思われます。

状況把握という点では、実際に過去に習得した知識を元として即座に五感を活用し、把握をします。この把握は、囲碁のように「碁盤上だけ」という範囲を超え、さまざまな状況とともに把握します。

AlphaGoは、碁盤上の把握は出来たものの、対戦相手の顔色や雰囲気を察することはまだ出来ません。人は、この円で優れていますが、囲碁の世界においては顔色よりも碁盤上の配置(データ)の方が重要なのか、このような結果が出たようです。

フランス料理の世界では、IBMの人工知能ワトソンが、さまざまなレシピデータから、美味しそうなレシピを考えるという試みが行われました。

このレシピを使い披露するイベントが行われましたが、ここでは考案されたレシピからシェフが選んだ料理が披露され、季節感などの点で人が手助けした様子がうかがえます。

このように、特定の分野では人工知能がだいぶ進化したようですが、人々の様子や季節感など、人々の感覚やセンスなどの点では、まだまだ人に及ばないのが現状です。

絶対的なデータを持てない分野では、統計学の手法により傾向の把握ということが検索エンジンなどで活かされていますが、今後このような統計学的なデータとともにアプローチする人工知能が開発されたら、多くの人が共感するセンスなどを併せ持つ人工知能が誕生するかも知れません。

人工知能が書く小説の話題もありました。星新一賞に応募がなされたものが公開されていますが、読んでみると、コンピュータが得意とする「繰り返し」を用いて、同じような表現が何度課登場する様子がわかります。韻を踏むような形だと、素晴らしい文章感があるのでしょうが、表現を変えて内容を繰り返すことは、文章作成上避けなくてはなりません。また、読者が頭のなかでシュミレートしてさまざまな解釈をするという点で、表現が具体的すぎるきらいがあると感じました。残念ながら受賞候補には残れなかったようです。

そのうちに、人工知能が進歩して人を超すか人が劣化するかして、「あなたの考え方はおかしい」などと、人工知能に言われる日も来るかも知れませんね。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】祝!日本遺産認定「会津三十三観音めぐり」(その2)

2016年04月26日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

今朝もよく晴れている9℃の会津野です。

昨日、文化庁から日本遺産認定の発表がありました。その中に含まれている「会津三十三観音めぐり」は、会津一円に渡り存在する33ヶ所の札所と番外編3ヶ所の計36ヶ所の札所で構成されています。そのうちの11ヶ所が、会津野の位置する会津美里町にあります。

会津三十三観音の中心地として、旅行者のみなさんに日々ご案内していくことになろうかと考えております。

今日は先日の【会津野】会津三十三観音めぐり(その1)に続き、ご案内をします。

冒頭の写真は、第26番札所「富岡観音堂」です。このお堂は、国の重要文化財に指定されています。建立は不明ですが、文安3年(1146)の巡礼札がみつかっていることから、900年程度の歴史を有していることが明らかになっています。お堂の中にある十一面観音菩薩像は、町の重要文化財に指定され、220cmもの高さを持つ像として知られています。

すぐ近くには、第25番札所「領家観音堂」があります。

4月22日に訪れましたが、桜がきれいに咲き、農村集落のなかで信仰され続けている様子がうかがえます。

このお堂のすぐ裏手では、古民家のそば屋さんが営業しています。巡礼中のお昼ごはんにちょうど良いですね。

どちらのお堂も、会津野から約6Kmほどのところです。自転車で訪れるのがオススメです。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】哲学的思想が必要だ

2016年04月25日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

この週末は、宿から1Kmほどの八木沢地区にある菜の花畑が満開でした。今朝も晴れた6℃の会津野です。

哲学者「内山節(うちやまたかし)」さんの本を読みました。

この本は2011年の東日本大震災および原発事故のすぐ後に書かれたもので、哲学的思考のもとに、社会がどんな形に変化していくかを問うています。

少し「文明の災禍」から引用してみます。

★ ★ ★

 原発に象徴される文明が敗北の原因をつくりだしていることは、いまとなっては言うまでもなくなった。最終的にどのような結果をもたらすのかさえわからない放射性物質の飛散という現実を抱えて、私たちは生きていくしかなくなった。現代文明はしのびよる死、侵入してくる死を人々にもたらすようになったのである。

 だがそれだけが現代文明の敗北ではない。死を諒解する構造を失ったこと自体のなかにも、現代文明の敗北は存在している。その結果、自然の災禍にもまた文明の災禍という性格が付与されてしまった。現代文明が、自然の災禍をもこの文明社会のできごとに変えてしまったのである。そして人々から自然と人間の関係を喪失させたという、これもまた現代文明のあり方が、自然の変動を恐怖に買えた。三陸の漁師たちのように津波をも自分たちの営みのなかに飲み込んでいく力強さを、われわれは失っていた。ここにもまた現代文明の敗北がある。

 私たちは何に敗北したかを深く掘り下げ、それを直視しなければ、未来は語れない。いま私はそう思っている。そうでなければ私たちはこの敗北の構造を拡大再生産し続けることになるだろう。そして、さらに大きな敗北を招くことになるだろう。

 復興への道は敗北の認識からしかはじまらない。大事なのは、敗北の認識のなかに光があることを直視することである。

 ~ ~ ~

 今回の大災害は現代文明のみなおしを私たちに求めている、という人々がいる。私もそのとおりだと思う。だがそのみなおしは、原子力発電について考え直すとか、肥大化した欲望の社会をつくり変える、効率や利益の拡大だけを追いつづけていく社会を変える、というようなことだけですむ課題ではない。もっと根源的なものが、その奥では問われているのである。

★ ★ ★

今回の熊本地震は、最初の地震よりも大きな地震が後に起き、その後も余震が絶えません。経験則とは違う地震災害が続いています。地震活動を科学で言い現せない状況に接しています。

災害支援物資がうまく行き渡らないことや、避難所での災害関連死の発生など、政府や行政という巨大システムに依存することの危うさも露呈し、現代文明の敗北にまたしても直面しています。

さあ、どうすれば良いのか? 哲学的思想が必要な世の中になってきたようです。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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