おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
昨日、ストーブの燃料として使っている「ペレット」製造施設の見学をしてきました。
訪れたところは、南会津町中荒井の「NPO法人あたご」さんです。
ここでは、南会津町内で切りだされた杉の木から、割り箸を作っています。
割り箸作りとペレット作りは同室で行われているので、杉の良い香りが充満した超マイナスイオン的な職場環境のところ。
ペレットの製造は、まず、割り箸作りで出た端材を粉砕機で細かく砕きます。これが粉砕機です。
粉砕したものをペレタイザーという機械に投入すると、ペレットが出来上がります。
心臓部はこんな感じです。
ここでは、軸を中心として鉄製のローラーが、投入された粉砕片を押しつぶしながら回転します。
ローラー下には、ペレットの大きさの小さな穴がたくさん開いており、押し潰された粉砕片がある程度の大きさになると、下に落ちるようになっていました。
粉砕機が約100万円、ペレタイザーは約700万円の設備投資。6時間稼働させて250Kg程度のペレットが生産される能力とのことでした。
ペレット生産は、燃料を作る段階でのエネルギー使用が多いことが問題となっています。
この心臓部の動力を、水力などでできたら素晴らしいだろうなと考えながら帰ってきました。
ここで生産されたペレットは、10Kgあたり450円(税別)の工場渡し価格で販売されていました。
今日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
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