おはようございます。旅人宿 会津野 宿主 ならびに 古書 会津野 店長の長谷川洋一です。
Facebook、twitter、Instagramなど、さまざまなSNSをお使いの方々が多いですよね。
私はここ数年Facebookを愛用してきましたが、近頃facebook離れをしているユーザが増えてきているなぁと感じています。
Instagramは、昨年の流行語大賞「インスタ映え」が示すように順調にユーザ数が伸びています。ただ、Facebook社が買収したサービスなので、Facebookとの結びつきが日々強化されてきていて、それらを結合させたくないユーザさんが存在していることを肌で感じます。私は、「文字」で表現する傾向が強く、「写真」が中心であるInstagramになじめないでいます。
さて、Twitterが日本で爆発的に普及してから間もなく10年の月日を迎えようとしています。
140文字のコミュニケーションに取り組んだ時期もありましたが、あんまりにも短い文章表現を要求され、タイムラインの下の方へ行ってしまった古い情報は、ほとんど顧みられることもなく消えて行ってしまうと感じ。blogは、過去のものも検索され、ある一定の文字数で表現することが出来るので、Twitterはあまり使わず放置していたと言うのが実際。
ただ最近、昨年各地で行われた駅伝競走や、先日まで行われていたオリンピックなど、Liveで放送されているものを見ながらTwitterで情報共有すると、楽しみが大きく膨らむ経験をしました。
自分から情報発信するわけではないけれど、同時に同じ放送を見ていたり、現場に居たりする方々のTweetを見ていると、「同時に楽しんでいるな」という感覚がとても伝わってくる。
FacebookもInstagramも、少しだけ過去のものを「知っている人だけ」で共有するのが主な使い方なので、この「同時性」と「特定のヒト同士だけではないメディア性」はTwitterがもっとも力強さを持っているなと感じています。
そんななか、ちょっと古い本ですが、Twitter関係の2冊の本を読んでみました。
「Twitter社会論」(津田大介著)と、「ツイッター140文字が世界を変える」(コグレマサト、いしたにまさき共著)です。
前者は、著者がジャーナリストという職業柄であるためか、「tsudaる」というtwitterによる実況中継の実例に、詳しく紙面を割いています。そして、「リアルタイム性」、「伝播力」、「オープン性」、「ゆるい空気感」、「属人性」、「自由度の高さ」を特徴として挙げています。
後者は、良い広く、社会で行われている情報共有の実例を挙げ、さまざまな使われ方を紹介しています。
この2冊を読み、知っている人だけのクローズな関係性から情報を見るのがFacebookとInstagramで、オープンな関係性を自分用にカスタマイズして必要な物だけを見るのがTwitterなのだという理解に至りました。
一般的に若者は元から持つ人脈が薄いからか、FacebookよりTwitterの方を使う人々が多い。
しばし放置していたTwitterを上手く使って、オープンな関係性の下で豊かな情報を得ることに少しスイッチしてみようと思う今日この頃。
今日も素晴らしい1日を過ごしましょう。
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