会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

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【会津野】プレゼンって事前準備が勝負だね

2015年07月31日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

3日連続の霧の朝です。気温は24℃。今日も暑くなりそうです。

昨日は、これからの観光事業についてのプレゼンテーションをする機会がありました。レポート用紙14枚ほどの原稿を作成し、20分でのプレゼンです。

時間を計りながら練習を重ねるうちに、重要なことや、さらっと伝えるべきところがはっきりとしてきました。時間配分を調整しながら、内容を組み直し、いざ本番で発表してみたら、もう組み直す必要がないからなのか、なんと本番が一番リラックスできました。

いろいろと考えて望んだからか、質疑応答の場面でも想定外の質問が飛び出すこともなく、私が調査したことや考えたことが伝わったのだろうと安堵しています。

レポートを作成する段階では、社会的な状況や自己が置かれている状況を客観的に考えることができ、これからの自らの事業の方向性に自信をもって進むことができるような気がしています。

たまには、レポート作成で頭を使うことも良いものですね。

今日も素敵な1日を過ごしましょう。

※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
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【会津野】次期「希望社会」はどんな形なのだろう?

2015年07月30日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

今朝も薄い霧が出ています。23℃の会津野の朝です。

「希望格差社会」(山田昌弘著)を読みました。

この本は、著者が社会学者だけあって、なんと言っても「良く社会を観察しているな」と感じさせられる内容でした。

まず最初に、1990年頃から社会が大きく変化したことが述べられています。この変化は、「リスク化」と「二極化」と定義され、それぞれを詳しく考察します。リスク化は、いままでリスクとして存在していなかったことが、社会変化によりリスクとして表面化することです。二極化は、いわゆる「勝ち組」と「負け組」に二分されることです。

1990年以前の「安定社会」の事を述べた後、1990年からの「職業」、「家庭」、「教育」の不安定化を考察し、表面化した「リスク」から逃避する人々の様子を考察します。その結果が、現代の格差社会であることを導き、最後にはその対処法の提言でまとめられています。

この本は、2004年出版のもので、もう10年以上も前のものですが、2015年現在の格差社会でも本質は全く変わっていないと感じました。そして著者が提言する対処法についても、社会は先送りするばかりで、「負け組」から「勝ち組」へと若者が這い上がる希望がなかなか持てないままです。

先日読んだ「絶望の国の幸福な若者たち」からは、この国の社会が自壊すると、若者たちが希望が持てることが想起されることを書きました。かつての封建制社会から自由制社会への変化の際は、人々はより優位な立場を目指す希望が生まれ、社会が大きく発展しました。いま、その自由制社会が「自己責任」という自分が選んだ結果に責任を持たされることにより、行き詰まりを見せています。そうです、明治維新から続く変革のごく現代に近いところで生まれた若者たちに、生まれた家庭環境や教育環境を含んだ「自己責任」を押し付け、自由制社会での「負け組」を認めさせているのです。

次に来る「希望社会」は、いったいどんな形なのか。希望など考えなくてもよい封建制社会へ逆戻りするのか。それとも、本質的に下克上推進社会へと舵を切るのか。ここまで行き詰まってくると、私が生きているうちに、大きな転換があるのだろうと思います。考えると夜も眠れなそうです。

今日も素敵な1日を過ごしましょう。

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【会津野】秋が早くやってきそう?!

2015年07月29日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

霧の出る22℃の会津野です。

昼間は暑くなる予報ですが、朝に霧が出ると秋を感じます。会津の春と秋には、よく朝に霧が出て、昼間は良い天気になることが多くなります。

コスモスの花が開きました。ススキの穂も出てきています。

これからが夏本番ではありますが、自然界はすでに秋の様子がちらほらしています。

秋の前に「焼きとうもろこし」を楽しみ、秋になったら「焼き芋」を楽しみたいですね。

今日も素敵な1日を過ごしましょう。

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【会津野】畑から恵みを頂戴しました

2015年07月28日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

くもり時々雨、24℃の会津の朝です。

昨日、じゃがいも掘りをしました。4月に植えたじゃがいもが大きく大きく育ちました。

わずかばかりの畑ですが、じゃがいもは単位面積あたりの収穫量が上位の優等生。戦時中は、保存も効くし量も取れるしで、重宝されたと聴いています。

さあ、次は何を育てようか。冬の食卓を囲む材料を、真夏に考えています。

今日も素敵な1日を過ごしましょう。

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【会津野】信仰・祭祀費にみるお寺の変遷

2015年07月27日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

今朝も青空、22℃の会津野です。昨日、郡山へ会合に行ってきました。その帰りに、猪苗代湖畔に建つ「小平潟天満宮」へ行って参りました。

ここは、京都北野天満宮、九州太宰府天満宮とともに、日本三大天満宮として知られるところで、菅原道真を祀る「学問の神様」の天満宮です。日本の受験期である冬は、この天満宮は厳冬のさなかで、猪苗代湖の「しぶき氷」ーー風で飛ばされた湖水が空気中で凍る現象ーーがみられるほど。冬の参拝者は、残念ながらほとんど見ません。夏でも「パワースポット」という看板がものさびしく鳥居の脇にあるものの、参拝者の姿はあまりみられません。

増田寛也氏の「地方消滅」から始まった流れで、「寺院消滅」(鵜飼秀徳著)という本を読みました。

僧侶で経済記者である著者が、さまざまな社会状況と「寺」の関係を明かし、地域から寺院が消え行くことを考察しています。

宿のすぐ近くの会津坂下町の事例によると、この地方の広がる農村地帯は、江戸期の幕府が奨励した「一村一寺」により、小さな集落でも、お寺が存在します。人口密度と比較すると、極めてお寺の多い地域だそうです。私たちの宿のある寺崎にも、わずか42戸の集落にもかかわらずお寺があります。

お寺は、檀家からのお布施や墓地の管理料などを元に運営しますが、小さな集落ではお寺を支えることが困難で、無住(住職さんがいないこと)のお寺が大半です。しかし、地域の持つ信仰心は旺盛で、地域の人々がお寺の草むしりや掃除など、日々の行いを担い、仏事を行うときには、管理を担当している住職が出向いてくるような形になっています。

一方、都市部のお寺は、人口の割にお寺が少ないため、お布施などを元に、寺そのものが寺の維持運営に努めていることが多い。

これが全国的な、都市と地方の寺の構図となっています。

総務省統計局が、全国の県庁所在地や政令指定都市を中心とした「信仰・祭祀費」という統計をとっています。これは、1世帯が1年間にどのくらい信仰・祭祀費を使うかというもので、2015年のものをみると1位の和歌山市が27,296円に対し、福島市は5,063円です。

福島市も地方都市なので、単純に都市と農村の比較はできませんが、福島市だけが同じ県内と大きく異なることはあまり想定できないので、福島の風土はあまり信仰にお金を使わないと言えます。

「寺院消滅」では、「お寺」は必要だけれど、「僧侶」はカネを食うのでいらないと酷評されています。明治維新以降のこの地域では、僧侶がどんどんと減り、信仰にお金を使わなくなりました。しかし、人々の信仰心は強く、お寺は残っているというのが現状です。

ただこれも、「集落消滅」→「地方消滅」が進むと、お寺の草むしりをする人々がいなくなり、いずれは朽ち果てて消滅してしまいます。

小平潟天満宮では、7月24日・25日に例大祭が行われ、地元の小学生による天神太鼓が奉納された記事が報道されていました。この日ばかりは参拝者で賑わったようですが、結局は地域が信仰を支えているのが実際です。

なんだか、年金がどんどん減り、地域福祉に頼る構図を連想してしまいます。

「お寺」も「老後の暮らし」も、みんなで担う地域共同体を目指していかねばならぬ構図が見えてきました。

今日も素敵な1日を過ごしましょう。

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