会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

【会津野】「『罪と罰』を読まない」と「罪と罰」

2016年02月29日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

2月最後の朝はきれいに晴れています。気温は0℃の会津野です。

先日、面白そうな本を見つけました。「『罪と罰』を読まない」です。

4名の作家さんたち自身が、まだ読んだことのないドフトエフスキーの名作「罪と罰」について、話を推理していくものです。

小説が作られた時代や、作者の背景などを手がかりに推理し、なかば妄想といっても良いくらいの内容となっています。

ただ、さすが作家さん。小説の構成や描写の手法など、文章作成の技術などからの推測には目をみはるものが多くあります。

私は、三浦しをんさんの推測が際立っていたようにも感じました。

推測の後、あらすじの紹介と、本編の読後座談会の様子も書かれていますが、そこはしばらくお預けにして、本編を読むことにしてみます。

光文社古典新訳文庫から出されている外国文学は、現代風のわかりやすい文体で書かれているので、この訳本で読んだことのない「罪と罰」をこれから楽しみます。

1つの小説を2度楽しむ読み方を「車輪の下で」で味わって以来、このやり方は、やみつきになりそうです。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】ロケットストーブの展示

2016年02月27日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨晩も雪が降りました。積雪は5cm位ですが、今日一日でとけてしまいそうです。今朝の気温はマイナス4℃の会津野です。

2月25日に知恵の神様の祭礼「文殊祭」が、我が会津美里町で行われました。わが家の娘も受験生なので、神頼みに参拝してきました。

写真は、その文殊祭を報じるものです。その中で、ロケットストーブの展示が行われました。

私の参加する会津美里町自然エネルギー研究会の白井さんが考案した、「いろり型ロケットストーブ」の試作品です。ストーブ内で燃える薪の燃焼効率を向上させ、完全燃焼を目指すように工夫されています。また、燃焼用酸素の流入口から炎を目視できるようにして、視覚でも暖かな感覚を持てるように、細かい工夫もみられます。

今回は空気流入口を、アルミを使って簡易的に作りましたが、良い結果が得られたことから、しっかりと鉄を溶接して作ることとし、3月11日の東日本大震災慰霊祭にてあらためて展示を行う予定です。

里山に存在するエネルギー源である未利用木材は、エネルギー利用までに要する環境負荷が、電気やガスなどに比べ、格段に低いエネルギー源です。

今後は、いろり端でコミュニケーションを図りながら、環境にやさしい持続型社会についてあれこれと話をする場の提供に進んでいけるよう、行動をしていきたいと考えています。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】「ストック」から「フロー」へ

2016年02月25日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

今朝はくもり空で、時折雪が舞います。気温はマイナス3℃の会津野です。

今朝の新聞で、マイナス金利下でも国債の運用益が出る解説が載っていました。そのポイントは、通貨スワップの上乗せ金利です。どうして国債金利がマイナスなのに利益が出るかといえば、現在米ドルと日本円の間の上乗せ金利はマイナス1%程度となっているため、ドルを持つ資産家からすれば国債がマイナス0.05%でも、ドルを円に両替し日本国債を買えば、0.95%の金利が得られるのです。大量に円を買うので、為替相場は円高に振れ、こちらでも利益が出ることになります。

ただこれは、外資からみた日本への投資の話で、もともと円を持つ日本サイドにすれば、単純に運用益がマイナスとなってしまっています。そして、円高により急速に国内景気が冷え込むこともなってしまいます。

一方、昨晩のラジオで「ストックからフローへ」ということを話題としている放送がありました。東日本大震災も御嶽山の噴火も、科学的に予知できなかったことを背景に、科学技術を「ストック」してきたことを、災害時に適切な対応が出来るような「フロー」へ転換しようというのが、その内容です。

日本人の資産も、「ストック」が毀損する事態になってきているので、「フロー」への転換が必要なようです。

一昨日のエントリー「何もしない」ということへのコスト負担にも書きましたように、「ストック」にはコスト負担が伴います。

とにかく<世の中をまわす>ということに力を注がなくてはならない、そんな時代にパラダイムシフトしたような気がします。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】「何もしない」ということへのコスト負担

2016年02月23日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

どんよりと曇ったマイナス2℃の朝を迎えた会津野です。

今日はマイナス金利のことについて考えてみます。

日本銀行が、市中の銀行による日銀への預入に、マイナス金利を課すことが2月16日からはじまりました。このマイナス金利政策が報じられると、市場取引されている日本の国債がマイナス金利へと、いままででは想定できないような動きをしました。

フツウ、オカネを借りるときは、借り手が貸し手に対し金利を払うものですが、これが逆転したのです。

一方、中小企業などの事業者向けの金融融資制度に「マル経融資」というものがあります。「マル経融資」とは、日本政策金融公庫が設備資金や運転資金を低利で貸し出すもので、金融市場での利率より低い利率での融資が行われれています。また、中小企業は融資を受ける際の保証を他の事業者の方などに受けることが難しいことがありますが、地域の商工会議所や商工会の経営指導を受けることを通じて、無担保・無保証で融資が受けられる制度ともなっています。さらに、支払い利息を地域振興を目的として自治体が負担する制度もあります。

会津美里町の場合は、支払い利息の二分の一が補填される制度となっています。猪苗代町などは、全額補填なので、完全な無利子での融資が受けられるようになっています。この政策は、自治体の企業誘致の戦略としての武器にもなっています。

さあ、このような融資制度はいまのところプラスの利子となっていますが、これがマイナス金利に陥った場合、貸し手は市中の中小事業者に対し、貸出を行うでしょうか。貸し手からすれば、貸して損するくらいならば貸出を行わないことは容易に推測できます。そうすると、新たな資金需要に対し金融が機能しないということになってしまいます。

新しいお店などを開く事業者の資金調達ができなくなれば、街はものすごい勢いで衰退します。

これを防ぐには、いままで事業者に自治体が利子補填していたものを、自治体地域内への融資に対し銀行の損失を補填するような制度へと変更する必要があるでしょう。

借り手のことを考えると、事業資金を調達し、当然ながら事業の成功や拡大を目指すものの、事業には失敗もつきものです。しかし、時間とともにマイナス金利で減少していく融資残高は、リスクの軽減には大変大きな影響を与えます。

これらは、あくまでも私が想定した事柄です。ただ、もし想定通りになった場合、自治体の利子補填の原資は、地域の納税者がコスト負担するものですので、何の事業もしない人々は、それだけでコスト負担を強いられ、事業を起こす人々はその恩恵を受けるという構図になります。

いままで起業をする方々の成功は、なかなか難しい面がありましたが、マイナス金利融資がはじまりさえすれば、起業リスクが大幅に軽減されます。この大きなパラダイム変化は、歴史に残るようなことになるかもしれません。

とにかく、「なにもしない」ということが、一番いけない世の中になるのではないかと感じてきました。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】民泊から見える既存市場からシェア市場への変化

2016年02月22日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨日の雨が昨晩から雪になりました。今朝はマイナス2℃の会津野です。

土曜日の報道に「民泊、官邸に検討会」という記事がありました。民泊については、省庁の有識者会議が「簡易宿所の規制を緩和するものの届け出を必要とする」という方向性を示し、この4月にも省令で改正される見通しです。

官邸の意向は、民泊に新たな企業や個人が参加しやすい形にしたいもので、緩和される規制をもが過剰な規制となると考えていることが透けて見えます。

今後、既存の宿泊業界に配慮する厚生労働省と、省令を発する省庁幹部の人事権を握る政府官邸の綱引きが繰り広げられる事になりそうです。

シェアリングエコノミーは、「モノを買う」から「モノを借りる」ということへの変化がその中心です。「モノを借りる」市場は、貸し手と借り手の数と商品数が相当多くないと、市場形成されません。その妨げになる規制と、独占的な売り手は、邪魔な存在です。

さまざまな局面で情報共有を可能としたインターネット技術と、利用可能な携帯端末の普及により、モノを借りるシェア市場における商品やサービスの流通が大きく進歩しようとしています。この流れを妨げずに、既存の事業者が事業内容を転換できるような政策を考案し、実施できるような検討を、政府にはお願いしたいものです。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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