中国の古い諺だそうです。
意味としては”最後が肝心”とか”仕上げまでキチンとしなくてはいけない”みたいな感じで、”竜頭蛇尾”も近い感じです。
落語的ならば”初め四角で後はグズグズ”も近いか。
狐が水を渡る時に立派なシッポを水に濡らさないようにピンと立てて渡るのだが、尾が重いので最後は疲れて尾が下がって水に濡れる”という例えだそうです。
マア狐が水を渡るという設定に多少の無理を感じますが、その辺の細かなことは抜きにして・・・”余りに立派なことを掲げて物事を始めたものが、その重みに耐えられなくなって最後は失敗する”と言う状況でしょうか。
そういうことならよく分かります。
今丁度夏休みですが、子供の頃は夏休みの前に「夏休みの計画表」とか「1日の生活表」などを提出したものです。
計画はかなり立派なものですが・・・ご多分に漏れず私は「三日坊主の代表」ですから、計画通りには行きません。
行かないどころか、それは毎年繰り返される年中行事みたいなもので、提出した「計画表」はあくまでも計画。
計画表コンクールでは優秀賞ものなんですが、、、
さて久し振りにネットで対局
ここ3日ほどは実戦抜きの観戦のみだったので、3日ぶりは私にとっては久し振りです。
特に大きな理由があるわけではなく、単にネット碁クラブに入場した時に同じ位の点の人が居なかったり、丁度その時に観戦したい組み合わせが対局中だったりでした。
それと連日の暑さで多少バテ気味だったので、『マア実戦はこの次でも良いか』でした。
もし打つとしたら、特に序盤を意識して打つ・・・「本手というものを意識して打つ」という事が課題。
「本手」なるものが分からない場合は、急戦ではなくジックリ行って見ようという心積もりでした。
それで、夏休みの計画ではないのですが、始める前の計画・当面の理想と現実は大違いでした。
この日の相手は向こう2子白目半コミ出し。
私が入場した時、既に相手からはオファーが出ていて、私が対局エントリーした時に自動的に対局設定です。
楽な碁というものは無いのですが、2子局も難しいですね。
それに2子局は久し振り
一応2子局ですから、下手と打つのですが実際の棋力差を考えたら”下手”と呼べるほどは差が無いでしょう。
しかもお互いに1手づつ打ったときに隅の占有率は3:1で、ここから2目半のコミを出せるようにしなくてはいけない。
地の問題もそうですが、実際に3隅対1隅で、こちらが1手打った時に相手は3手打ったのと同じ・・・ここから武力対決あるいは経済政策を展開するわけです。
ですから殆ど同じ力の人を相手に多少の無理をして手を作るのが課題
いや、実際に”無理”をしてはいけないのですね、無理のように見えて無理ではない、普通のように見えてヤヤ無理な手・・・狐は尾を濡らしてはいけない。
実際に多少薄い手を相手にはいかにも当然の一手と感じさせて見逃せて貰い、普通の手の時に”無理手を咎めるみたいに来てくれるとありがたい。
実戦は相手が強い人で私の弱点を突いて来て、追いつくどころか潰されかねない勢い。
もしかしたら相手は若い人だったか、あまりの好景気に”バブルだってはじけることもある”ということをウッカリしたのかも知れません。
あるいは、大きな石だったので「大石死せず」的な感覚で「何とかなる」と思っていたようにも見える。
「大石も時には危ない」であるし、仮に相手にシノギがあったとしても、周辺で代償を支払ってもらえれば良い・・・そんな腹積もり。
私の方が古狸か古狐だったのかも知れませんが、局後の反省としては「あまり良い勝ち方では無さそう」
相手の方が「力の無い老いぼれ狐何するものぞ」という意気込みが強すぎただけでしょうね。
次回はこの点を見直して来られるとかなり危ないので、しっかり名前を記憶しておきます。
意味としては”最後が肝心”とか”仕上げまでキチンとしなくてはいけない”みたいな感じで、”竜頭蛇尾”も近い感じです。
落語的ならば”初め四角で後はグズグズ”も近いか。
狐が水を渡る時に立派なシッポを水に濡らさないようにピンと立てて渡るのだが、尾が重いので最後は疲れて尾が下がって水に濡れる”という例えだそうです。
マア狐が水を渡るという設定に多少の無理を感じますが、その辺の細かなことは抜きにして・・・”余りに立派なことを掲げて物事を始めたものが、その重みに耐えられなくなって最後は失敗する”と言う状況でしょうか。
そういうことならよく分かります。
今丁度夏休みですが、子供の頃は夏休みの前に「夏休みの計画表」とか「1日の生活表」などを提出したものです。
計画はかなり立派なものですが・・・ご多分に漏れず私は「三日坊主の代表」ですから、計画通りには行きません。
行かないどころか、それは毎年繰り返される年中行事みたいなもので、提出した「計画表」はあくまでも計画。
計画表コンクールでは優秀賞ものなんですが、、、
さて久し振りにネットで対局
ここ3日ほどは実戦抜きの観戦のみだったので、3日ぶりは私にとっては久し振りです。
特に大きな理由があるわけではなく、単にネット碁クラブに入場した時に同じ位の点の人が居なかったり、丁度その時に観戦したい組み合わせが対局中だったりでした。
それと連日の暑さで多少バテ気味だったので、『マア実戦はこの次でも良いか』でした。
もし打つとしたら、特に序盤を意識して打つ・・・「本手というものを意識して打つ」という事が課題。
「本手」なるものが分からない場合は、急戦ではなくジックリ行って見ようという心積もりでした。
それで、夏休みの計画ではないのですが、始める前の計画・当面の理想と現実は大違いでした。
この日の相手は向こう2子白目半コミ出し。
私が入場した時、既に相手からはオファーが出ていて、私が対局エントリーした時に自動的に対局設定です。
楽な碁というものは無いのですが、2子局も難しいですね。
それに2子局は久し振り
一応2子局ですから、下手と打つのですが実際の棋力差を考えたら”下手”と呼べるほどは差が無いでしょう。
しかもお互いに1手づつ打ったときに隅の占有率は3:1で、ここから2目半のコミを出せるようにしなくてはいけない。
地の問題もそうですが、実際に3隅対1隅で、こちらが1手打った時に相手は3手打ったのと同じ・・・ここから武力対決あるいは経済政策を展開するわけです。
ですから殆ど同じ力の人を相手に多少の無理をして手を作るのが課題
いや、実際に”無理”をしてはいけないのですね、無理のように見えて無理ではない、普通のように見えてヤヤ無理な手・・・狐は尾を濡らしてはいけない。
実際に多少薄い手を相手にはいかにも当然の一手と感じさせて見逃せて貰い、普通の手の時に”無理手を咎めるみたいに来てくれるとありがたい。
実戦は相手が強い人で私の弱点を突いて来て、追いつくどころか潰されかねない勢い。
もしかしたら相手は若い人だったか、あまりの好景気に”バブルだってはじけることもある”ということをウッカリしたのかも知れません。
あるいは、大きな石だったので「大石死せず」的な感覚で「何とかなる」と思っていたようにも見える。
「大石も時には危ない」であるし、仮に相手にシノギがあったとしても、周辺で代償を支払ってもらえれば良い・・・そんな腹積もり。
私の方が古狸か古狐だったのかも知れませんが、局後の反省としては「あまり良い勝ち方では無さそう」
相手の方が「力の無い老いぼれ狐何するものぞ」という意気込みが強すぎただけでしょうね。
次回はこの点を見直して来られるとかなり危ないので、しっかり名前を記憶しておきます。