なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

好奇心

2009-01-22 18:13:26 | Weblog
 好奇は「奇」の字で考えると、奇妙なものとかゲテモノ趣味みたいなものと誤解されそうですが、マア普通に「新しいもの好き」みたいなものですし、それも「私にとって新しい」だけでして、世の中の基準ではありません。
 それでも、年を取るに連れて、世の中では周囲への興味がだんだん薄れていくことになっていますが、おかげ様と言うかオアイニクサマと言うか、私は相変わらず自分なりに面白いものを見つけては楽しむ癖が抜けていません。
 
 数年前からNHKで「宮廷女官チャングムの誓い」を放送しましたが、最初は日本語版、ついで字幕スーパー、そして字幕スーパーノーカット版と完全制覇?
 そして昨年あたりから女房殿の友人から、韓国の連続ドラマのDVDを借りて見るようになりました。
 そこで、「韓国語会話を勉強しようか」と言う方向へ行けばまずはまともですが、そこまでの労は惜しむ性格でして・・・
 ドラマの中のあいさつ言葉とか、「チンチャ」とか「アラッソ」みたいによく出てくる言葉を聞き取れると喜んでいます。
 そして最近は、字幕に出てくる出演者の名前を読み取る練習・・・
  字幕が切り替わるのが早いですから苗字だけで、今のところ「金」を表す「キム」とか「李」の「イ」だとか有名なところを数個の字しかわかりませんが、ハングル講座からダウンロードした一覧表とにらめっこしています。
  会話の方は初めから諦めていますし韓国の囲碁の本を韓国語で読もうなどと言う野望は持っていませんが、苗字と地名、町の看板などが読めると楽しいだろうなと考えて、ハングルに取り組んでいます。
 尤も日本にはないような母音があり、微妙なニュアンスは分りませんから全くの自己満足の遊びです。

 ところで文盲率と言うか識字率の話で、韓国のそれが24%台と出ていました。
  これはショックでしたが・・・でも少しおかしいような・・・。
 ハングルは日本で言えば平仮名・カタカナみたいなもので、音を表していて、且1音節分の表記がハングル1文字分として表せるので漢字の代用にもなっている。
 そして現在は韓国ではハングルのみの表記です。
  日本の文字を使って来た感覚で言うと、同音意義の問題がややこしいと思うのですが、そのあたりの問題で文字の論争は続いしいているらしい。
 あるドラマの1シーンですが、毛筆で書かれた履歴書を見た社長が「あなたは中国人ですか、それとも中国領で教育を受けたのですか?」と質問するばめんがありました。
 質問する人の非常識さを際立たせているとも言えますが、極端に言うとそういう傾向があることを表しているのかも知れませんね。
 ところで識字率、東アジアの日本・中国・韓国あたりで90%以下と言うことは考えにくい・・・
 韓国の場合はハングル以外の漢字表記の識字率なのだろうか?不思議です。