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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

質問

2008-06-12 18:17:42 | Weblog
 仕事の関する常識みたいなもの・・・”みたいな”と書いたのは、この類のことがたくさんあるからです。
 普通に考えると社会常識から考えられるもの、、、マア是なら何とかなります。
 テンプラでしたが学生時代に学んだこと、、、これもマア何とか
 ところが今勤めているところは所謂門外漢
  私以外の人は所謂技術職で、私一人が文系と言うか事務系的存在です
   厳密のに言うと私も理系の学生でしたが、理系といえるほど勉強をしなかったので理系モドキあるいは理系クズレといったところです。
 従って「何故?」「どうして?」以前の皆目分からない事だらけで、言葉さえ通じないことも珍しくない。
 そういうことで、私は他の人に質問をする回数が多い、、、それも知識以前の辺りですから、訊かれた方は面倒くさいことだってあるでしょうね、それも無理も無いことです。
 『こんなジイサマに今更苦労して教えても・・・』というのが本音でしょう。 
 人情としてよく分かるのですが、やはり冷たくあしらわれたりすれば『二度と訊くものか』と思ったりして、、、
 訊いた相手に何か期待していたわけで、『当てにしていた私が馬鹿でした』となる

 ところが似たようなケースで全く違う反応もある
 今日同じように同僚のA氏に質問すると、、、彼にとっても即答できないような問題だったらしく、ネット検索・省庁のHP検索・そして上司に質問までして調べてくれました。
 彼にとっても勉強になったのでしょうから、満更無駄をさせたのでも無さそうではあるけれど、気楽に質問した方にとってはなんだか心苦しいような。
 次からは、そうそう気楽には物を訊けないと思いました。

 普段の仕事の半分はデータ入力などですから、一見専門的な細かな数字を扱っているから、いかにも細かなところまで分かっていそう、、、
 ところが実際には、決まったところに申請・報告された数字を入力していくに過ぎないのですから、指先が仕事をしているだけみたいな、、、
 それでもたまには、なにやら矛盾するようなものを発見して、質問ジイサマになるのです。
 そして質問に答える人が詰めたい反応も困るけれど、細かに調べる学究肌もかえって恐縮してしまうから、そう度々は訊けなくなってしまいそうです。

 ところで囲碁の話ですが、高段者との一局終わって、勝負どころと思われるところの応接、着手に迷ったところなどについて質問すると、喜んで一緒に並べ直してくれる人と、やや迷惑そう・面倒臭そうな対応をする人が居ます。
 この場合は、熱心に答えてくれる人にくらいつく一手ですが 
 中には並べ直して、いろんなケースを確認するのが楽しくてしょうがないというような人もいて、実際の対局より局後の方が倍近く時間がかかることも稀ではありません。
 場合によっては、問題の場面からもう一度打ち直しみたいなときもあります。
  こういうときは、遠慮などせず甘えるに限りますね。
   上手の手を煩わせている様な遠慮も時には必要でしょうが、上手も並べ直しを”楽しんで”いるはずだし、、、
 まあその割には期待に沿えず育ちが悪い弟子ですが、、、
  (期待など・・・縁がありませんでした)