ライブレポを書き始めたら、想像以上に1曲ごとの感想が長くなってしまい
どうもダラダラ長文になっちゃってすみません。
コメントへのお返事はちょっと遅くなってしまいますが、
必ず後日じっくり書かせて頂きますのでしばらくお待ちくださいね。
※①の続きです。
僕のマリー
イントロで会場の空気がサッと変わったような気がします。
さっきまでのカバー3曲とは別人みたいなじゅりの声、すっごく清らかで綺麗でした。
タイガースの曲にほとんど思い入れが無いといっていいアテクシですのに、震えが来てしまいました。
声がせつな過ぎる・・・・そう思ったとき、モニターに映るじゅりの目に涙が浮かんで
うるうるになってるのに気がつきました。
客席からは、間奏のギターで思わず「せずにはいられない」とでもいうような感じで
拍手が起こっていましたわ。
じゅりの声は後半につれて涙をこらえたようなせつなさを増していき、それにつれて
まるで時間がどんどん巻き戻されてゆくかのように、ステージも、まわりの客席も、
皆があの日に帰っていくような錯覚を覚えて、当時を知らないアテクシはただただ身震いがしました。
これがタイガース?って。
それでもじゅりは声が乱れることなく、いつにも増して美しい声を響かせ曲を歌いきりました。
しかし、歌い終わると涙を見せまいとの思いからか、唇を引き結んだ表情を一瞬見せた後
うつむいてしまいまって・・・ああ、じゅり~~
こんなふうに感極まっている姿を見ることは滅多になくて、アテクシじゅりが少年のように見えて、
すっ飛んでいって抱きしめてあげたくなってしまいましたわ~
(ホントにやったら即連行されますが)
モナリザの微笑
そんな「僕のマリー」の後のなんとも言えない空気の中、哀愁ただようモナリザへ・・・と
誰もが心の準備をしていたところ、そこに響き渡ったのはなぜか、
ドラムスティックの♪カンカンカン♪というカウント音。
えー、ピーが曲順をまつがいました(笑)
「は!?」「へ!?」ってなワケで、ほんわかした笑いに会場に会場が包まれて、
それまでのしんみりムードが一気にほぐれて、かえって良かったかも知れません。
仕切りなおしてタローのハーモニカが響くと、再び会場が静まり返り、
じゅりの美しい声は、やはりこの日はいつにも増して澄んでいるように感じました。
モニターに映るじゅりの表情は、感情を抑え目に、抑え目に、とでも思っているのか、
時折り眉間に深いシワを寄せて険しいものになってましたが、気のせいかもしれませんが
やはり目元は潤みがちだったような気がします。
銀河のロマンス
甘く気品のある高音の響きは、これはじゅりじゃなきゃ出ない声。
この大舞台で改めて、この声は唯一無二のものだと再確認させられます。
いわゆる"乙女仕様"とも言えるこの曲ですが、今のじゅりが歌うと、
たっぷりの声量があらわす王様の風格と、甘く透明な声の響きがもたらす王子様の気品と、
まさに"一粒で2度美味しい"曲なのです!
この日の演奏は、高ぶるメンバーの気持ちを体現するかのように若干テンポが早くなりがちで、
それを要所要所でキーボードの伴奏が程よくリズムを緩め、抑揚の効いた曲展開となりました。
坊や祈っておくれ
このツアーセットリストにおいて、一番と言っていいほどの美しいハーモニーが味わえるこの曲ですが、
やはり場所が武道館ともなると感動もひとしおでしたわ~
まさに"コーラスグループとしての最高峰"を見せつけられた瞬間でした。
ピアノのイントロに続き、♪坊や涙を拭いて ママと祈っておくれ♪とじゅりのボーカルが響き渡ると
そのパワーで会場の空気が一瞬にして厳かなものに変えられていきます。
一人せつせつと歌うその声と姿に胸をわしづかみにされ、頭の芯が痺れたようになったとき、
♪荒れた野原の戦場に♪と、圧倒的かつ均一な厚みのコーラスが入り、アテクシ、
「ハッ!」と雷に打たれたようになりましたわ。
続くフレーズでは、じゅりの歌う主旋律とタローの中音域のコーラスが一体となって絡み合い、
そこに大地の共鳴が如きサリーの低音ボイスが加わると、歌声が平和への祈りとなって、
天に向かって昇華していくかのように厳かに響き渡りました。
さっきの銀河のロマンスではスイートな乙女向けの王子様モード全開だったのに、
ガラリと打って変わってこれなんだもの。このお方達って・・・
振り幅広すぎというか、引き出し多すぎというか・・・・恐るべし、ザ・タイガース。
思わず唸ってしまいます。
当時、一派一絡げにグループサウンズを批判していた大人たちに、
ぜひこのすばらしい曲を聞かせてやりたいわ~とか思ってしまいました。
※③に続く。
どうもダラダラ長文になっちゃってすみません。
コメントへのお返事はちょっと遅くなってしまいますが、
必ず後日じっくり書かせて頂きますのでしばらくお待ちくださいね。
※①の続きです。
僕のマリー
イントロで会場の空気がサッと変わったような気がします。
さっきまでのカバー3曲とは別人みたいなじゅりの声、すっごく清らかで綺麗でした。
タイガースの曲にほとんど思い入れが無いといっていいアテクシですのに、震えが来てしまいました。
声がせつな過ぎる・・・・そう思ったとき、モニターに映るじゅりの目に涙が浮かんで
うるうるになってるのに気がつきました。
客席からは、間奏のギターで思わず「せずにはいられない」とでもいうような感じで
拍手が起こっていましたわ。
じゅりの声は後半につれて涙をこらえたようなせつなさを増していき、それにつれて
まるで時間がどんどん巻き戻されてゆくかのように、ステージも、まわりの客席も、
皆があの日に帰っていくような錯覚を覚えて、当時を知らないアテクシはただただ身震いがしました。
これがタイガース?って。
それでもじゅりは声が乱れることなく、いつにも増して美しい声を響かせ曲を歌いきりました。
しかし、歌い終わると涙を見せまいとの思いからか、唇を引き結んだ表情を一瞬見せた後
うつむいてしまいまって・・・ああ、じゅり~~
こんなふうに感極まっている姿を見ることは滅多になくて、アテクシじゅりが少年のように見えて、
すっ飛んでいって抱きしめてあげたくなってしまいましたわ~
(ホントにやったら即連行されますが)
モナリザの微笑
そんな「僕のマリー」の後のなんとも言えない空気の中、哀愁ただようモナリザへ・・・と
誰もが心の準備をしていたところ、そこに響き渡ったのはなぜか、
ドラムスティックの♪カンカンカン♪というカウント音。
えー、ピーが曲順をまつがいました(笑)
「は!?」「へ!?」ってなワケで、ほんわかした笑いに会場に会場が包まれて、
それまでのしんみりムードが一気にほぐれて、かえって良かったかも知れません。
仕切りなおしてタローのハーモニカが響くと、再び会場が静まり返り、
じゅりの美しい声は、やはりこの日はいつにも増して澄んでいるように感じました。
モニターに映るじゅりの表情は、感情を抑え目に、抑え目に、とでも思っているのか、
時折り眉間に深いシワを寄せて険しいものになってましたが、気のせいかもしれませんが
やはり目元は潤みがちだったような気がします。
銀河のロマンス
甘く気品のある高音の響きは、これはじゅりじゃなきゃ出ない声。
この大舞台で改めて、この声は唯一無二のものだと再確認させられます。
いわゆる"乙女仕様"とも言えるこの曲ですが、今のじゅりが歌うと、
たっぷりの声量があらわす王様の風格と、甘く透明な声の響きがもたらす王子様の気品と、
まさに"一粒で2度美味しい"曲なのです!
この日の演奏は、高ぶるメンバーの気持ちを体現するかのように若干テンポが早くなりがちで、
それを要所要所でキーボードの伴奏が程よくリズムを緩め、抑揚の効いた曲展開となりました。
坊や祈っておくれ
このツアーセットリストにおいて、一番と言っていいほどの美しいハーモニーが味わえるこの曲ですが、
やはり場所が武道館ともなると感動もひとしおでしたわ~
まさに"コーラスグループとしての最高峰"を見せつけられた瞬間でした。
ピアノのイントロに続き、♪坊や涙を拭いて ママと祈っておくれ♪とじゅりのボーカルが響き渡ると
そのパワーで会場の空気が一瞬にして厳かなものに変えられていきます。
一人せつせつと歌うその声と姿に胸をわしづかみにされ、頭の芯が痺れたようになったとき、
♪荒れた野原の戦場に♪と、圧倒的かつ均一な厚みのコーラスが入り、アテクシ、
「ハッ!」と雷に打たれたようになりましたわ。
続くフレーズでは、じゅりの歌う主旋律とタローの中音域のコーラスが一体となって絡み合い、
そこに大地の共鳴が如きサリーの低音ボイスが加わると、歌声が平和への祈りとなって、
天に向かって昇華していくかのように厳かに響き渡りました。
さっきの銀河のロマンスではスイートな乙女向けの王子様モード全開だったのに、
ガラリと打って変わってこれなんだもの。このお方達って・・・
振り幅広すぎというか、引き出し多すぎというか・・・・恐るべし、ザ・タイガース。
思わず唸ってしまいます。
当時、一派一絡げにグループサウンズを批判していた大人たちに、
ぜひこのすばらしい曲を聞かせてやりたいわ~とか思ってしまいました。
※③に続く。