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あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

LIVE 2011~2012 1/24 日本武道館②

2012-02-01 03:15:29 | イベント・ライブレポ
ライブレポを書き始めたら、想像以上に1曲ごとの感想が長くなってしまい
どうもダラダラ長文になっちゃってすみません。
コメントへのお返事はちょっと遅くなってしまいますが、
必ず後日じっくり書かせて頂きますのでしばらくお待ちくださいね。


※①の続きです。

僕のマリー
イントロで会場の空気がサッと変わったような気がします。
さっきまでのカバー3曲とは別人みたいなじゅりの声、すっごく清らかで綺麗でした。
タイガースの曲にほとんど思い入れが無いといっていいアテクシですのに、震えが来てしまいました。
声がせつな過ぎる・・・・そう思ったとき、モニターに映るじゅりの目に涙が浮かんで
うるうるになってるのに気がつきました。
客席からは、間奏のギターで思わず「せずにはいられない」とでもいうような感じで
拍手が起こっていましたわ。
じゅりの声は後半につれて涙をこらえたようなせつなさを増していき、それにつれて
まるで時間がどんどん巻き戻されてゆくかのように、ステージも、まわりの客席も、
皆があの日に帰っていくような錯覚を覚えて、当時を知らないアテクシはただただ身震いがしました。
これがタイガース?って。
それでもじゅりは声が乱れることなく、いつにも増して美しい声を響かせ曲を歌いきりました。
しかし、歌い終わると涙を見せまいとの思いからか、唇を引き結んだ表情を一瞬見せた後
うつむいてしまいまって・・・ああ、じゅり~~
こんなふうに感極まっている姿を見ることは滅多になくて、アテクシじゅりが少年のように見えて、
すっ飛んでいって抱きしめてあげたくなってしまいましたわ~
(ホントにやったら即連行されますが)

モナリザの微笑
そんな「僕のマリー」の後のなんとも言えない空気の中、哀愁ただようモナリザへ・・・と
誰もが心の準備をしていたところ、そこに響き渡ったのはなぜか、
ドラムスティックの♪カンカンカン♪というカウント音。
えー、ピーが曲順をまつがいました(笑)
「は!?」「へ!?」ってなワケで、ほんわかした笑いに会場に会場が包まれて、
それまでのしんみりムードが一気にほぐれて、かえって良かったかも知れません。
仕切りなおしてタローのハーモニカが響くと、再び会場が静まり返り、
じゅりの美しい声は、やはりこの日はいつにも増して澄んでいるように感じました。
モニターに映るじゅりの表情は、感情を抑え目に、抑え目に、とでも思っているのか、
時折り眉間に深いシワを寄せて険しいものになってましたが、気のせいかもしれませんが
やはり目元は潤みがちだったような気がします。

銀河のロマンス
甘く気品のある高音の響きは、これはじゅりじゃなきゃ出ない声。
この大舞台で改めて、この声は唯一無二のものだと再確認させられます。
いわゆる"乙女仕様"とも言えるこの曲ですが、今のじゅりが歌うと、
たっぷりの声量があらわす王様の風格と、甘く透明な声の響きがもたらす王子様の気品と、
まさに"一粒で2度美味しい"曲なのです!
この日の演奏は、高ぶるメンバーの気持ちを体現するかのように若干テンポが早くなりがちで、
それを要所要所でキーボードの伴奏が程よくリズムを緩め、抑揚の効いた曲展開となりました。

坊や祈っておくれ
このツアーセットリストにおいて、一番と言っていいほどの美しいハーモニーが味わえるこの曲ですが、
やはり場所が武道館ともなると感動もひとしおでしたわ~
まさに"コーラスグループとしての最高峰"を見せつけられた瞬間でした。
ピアノのイントロに続き、♪坊や涙を拭いて ママと祈っておくれ♪とじゅりのボーカルが響き渡ると
そのパワーで会場の空気が一瞬にして厳かなものに変えられていきます。
一人せつせつと歌うその声と姿に胸をわしづかみにされ、頭の芯が痺れたようになったとき、
♪荒れた野原の戦場に♪と、圧倒的かつ均一な厚みのコーラスが入り、アテクシ、
「ハッ!」と雷に打たれたようになりましたわ。
続くフレーズでは、じゅりの歌う主旋律とタローの中音域のコーラスが一体となって絡み合い、
そこに大地の共鳴が如きサリーの低音ボイスが加わると、歌声が平和への祈りとなって、
天に向かって昇華していくかのように厳かに響き渡りました。
さっきの銀河のロマンスではスイートな乙女向けの王子様モード全開だったのに、
ガラリと打って変わってこれなんだもの。このお方達って・・・
振り幅広すぎというか、引き出し多すぎというか・・・・恐るべし、ザ・タイガース。
思わず唸ってしまいます。

当時、一派一絡げにグループサウンズを批判していた大人たちに、
ぜひこのすばらしい曲を聞かせてやりたいわ~とか思ってしまいました。


※③に続く。

LIVE 2011~2012 1/24 日本武道館①

2012-01-30 04:32:33 | イベント・ライブレポ
さて、すっかり遅くなってしまいました。

ライブレポを書く前に、個人的なやり取りにずいぶん時間を費やしてしまいました。
若輩者の自分が、すべての方にご納得頂けるような名文を書くには、
あまりにも力量不足なことは重々承知していますが、それなりの誠意は尽くさせて頂いたということで、
それでも自分が見たこと感じたこと、チラシの裏よりはもうちょっとテンション上がる場所に
書き留めたいと思うわけなんです。
出来ればもっと記憶が鮮明なうちに書きたかったですが・・・・・
考えようによっては、何日か経って改めて思い返されることこそ、
それだけ印象的だったとも言えますし(ダメ?)、こんなのもアリかなと思うことにします。


さてさて、まずは武道館でのアテクシのお席でございますが。
実は・・・じゅりが全く見えない席、というか、じゅり以外もほとんど見えない
死角ゾーンだったんですの(ガーン
しかも、事前にネットでいろいろ調べたところ、
「ステージが全く見えないのはもちろん、会場に設置されるモニターさえ見えない、まさに“魔の死角席”」
だということが判明。マジっすか!
「アテクシのようなヒヨッコ、会場に入れるだけありがたいでしょ。」
と自分を納得させるのに数日かかりましたわよ~

そんなんでしたから、当日会場でお席についてまず思ったこと。
「もっ、モニターが見えるっ!うれぴ~!(古)」
鋭角に見上げる首イテテ状態ではありましたが、しっかりちゃんと見えるではございませんの!!
興行側があらゆる席から、せめて何かしら見えるようにと配慮して下さった結果なのでしょうか。
嗚呼ありがたや~
そう言えば何だかステージだって、一部分だけど・・・・何かかすかに見える感じかも
・・・って俄然テンション上がりましたわ。ええ、ゲンキンな奴とはアテクシのことでございます。

その後実際にライブが始まったら、角度が悪すぎ&前に男性が数人いらして、やはりステージは
全く見えなくなってしまいましたが、でも下手したら音オンリーになるところが、
モニター映像を見ながら生音を聴けて、想像よりはずいぶんマシな条件で鑑賞することが出来たので
もーホント良かったですわ。


っとと、前置きが長すぎてすみません(汗
気を取り直してここからがライブ本編レポでございます。

スタンド天井近くの席まで360度ぎっしり人に埋め尽くされた客席の様子は圧巻。
暗転して「GS I love you」がかかると、ワーッと拍手が起こりましたわ。
そして曲の終わりに差し掛かったところでメンバーがステージに登場するとさらに大きな拍手。

Mr.Moonlight
アテクシじゅりに限らず武道館ライブというものが始めてだったので、どんな風に聴こえるのか
ちょっと不安だったりもしたんですが、きちんとクリアな音で美しいハーモニーが聴こえました。
モニターに映るじゅりは少し緊張したような表情。
テンション高く、しかし声は抑えめ・・・・いえ、声量はフルなんですけど、堅めといいますか
緊張気味のように見えましたわ。
やはりこの日に対する特別な思いがあるのよね・・・と、こちらまで少し緊張が移ってきちゃいました。
客席の手拍子も、心なしか煽り気味。皆この特別な日に緊張しているのかも。
万感の思いを滲ませつつ、力強くも美しいじゅりの声が響き、感動的なステージの幕明けです。

Do you love me
Mr.Moonlightに続き、やはりやや緊張しているような感じのじゅりです。
日頃よりワイルドさは抑え目で、折り目正しい王子様。
そうね、今日はタイガースのジュリーなのね、ってアテクシは勝手に納得致しました。
だが、しかし。
じゅりってば、緊張しつつも相当興奮しているようなのです!
シャウトもいつもよりテンション高い高い!
サリーのキメフレーズに渡す前のロングトーンなんて、いつにも増して声に迫力があって、
もー聴き惚れちゃいましたわ。
この時(カバー曲もなんとかDVDに入って欲しいわ~)という思いが頭をよぎった記憶があります。

Time is on my side
この曲では、左右に白くまなじゅりを追うカメラも大変です(笑)
じゅりの激しいシャウト&ジャンプに会場のボルテージがグワーッとあがったところに、
♪タイム タイム タイム♪と連チャンでやるところ、そのうちの一発を後ろ向きやったりするから、
後方席がキャアアアーーー!!!みたいなシーンもあって、とにかく盛り上がりました!
そうそ、間奏のカズさんもカッコいいプレイでしたわ~

MC
こんばんはー!
寒い中を、足元の悪い中を、いっぱいいっぱい来てくださって本当にありがとうございます。
40年ぶりにこの4人が集まりましたこのステージもついに38回目、最後のステージになりました。
昭和46年のこの1月24日にタイガースは解散しました。
それから44年(?)が経ちました。
・・・・感慨深いものがあります。
楽しく全国各地を回ってきましたが、とりあえず今日が、このステージのラストになります。

一緒にこの時間を、
過ごしてくれて、
ありがとう!
 


最後の一文は、言葉を区切りつつ、思いが沢山沢山こもった声でした。
嗚呼、JULIE~~~!


※②に続く。

LIVE 2011~2012 12/23 パシフィコ横浜①

2011-12-25 18:12:48 | イベント・ライブレポ


12月23日はパシフィコ横浜にて今年最後のライブでございました。
ライブ前には、お昼の12時から4時間ぶっ通しのオフ会が開催され(幹事まきしゃん乙~)、
じゅり友さんたちと「夜ヒットDVD」を萌え萌え鑑賞しまくり。
途中からは、大阪から日帰り(!)のケンケンジ姉さんも合流して、
ライブ前からすでに大盛り上がり状態のアテクシ達だったのでした。


カラフルなマカロン可愛ゆすケン姉さんおみやありがとう~

そして夕方にはいざ!!愛するじゅりに逢うために、
クリスマスムード一色の横浜みなとみらいへ向かいましたわ。
エントランスをくぐると、ロビーにはNHK「SONGS」とフジTVからのお花が飾られていました。
開演前には、長年お世話になっていつつ、なかなかお会いする機会が無かったペロリさんと
初めてご挨拶させて頂くことができました。(沢山お土産を頂きましてありがとうございました!)
一年ぶりに再会できたじゅり友さんあり、ケンケンジさんと74年生まれさんをお引き合わせしたり、
その他にも何人かのじゅり友さんとご挨拶させて頂いたりしていたら、あっという間に開演時間でした。


オープニングの「G.S. Ilove you」が流れる前に、なにやら白塗りタキシードの人物が
ステージに登場して、パントマイムが始まりました。
ちょっとした余興と言ったところでしょうか。

この大きな会場で、アテクシは一階の上手最後列付近のお席だったので、
音の聴こえ方に一抹の不安があったのですが、「Mr.Moonlight」の第一声で、
大ホールの一番後ろまで、じゅりの声がガツン!とクリアに響いて来るって確認できて、
安堵と喜びを覚えつつ、音にのめりこませて頂きましたわ。

なんだか今回は、ライブ前からビール飲んじゃってたせいか(?)じゅりの声がまるで
いちいち心臓に刺さるように、それは刺激的でもー、参りました。
最初の洋楽カバー3曲くらいは、アテクシ立ちすくみ状態だったような(汗
実際じゅりも、いつもより激し目だったような気もするんですけどね。
アテクシ的には、京都以来の激しさ認定ですわ。(←わかりにくいッスね
特に「Do you love me」の後半のシャウトとか、群馬より激しかったし。
「Time Is On My Side」もガンガン飛んでて、遠くからでも
ステージの熱が間近に迫り来る興奮を味わえましたわ。

最初のMCはほぼいつもと同じような感じだったかと。
「今年最後のコンサートです。今日は寒い中、沢山お集まり頂きましてありがとうございます。
この4人が40年ぶりに集まって一緒にやることになりました。
40年ぶりです。私、フンコーしております・・・いえ、興奮、しております。
つい、いつもより多めに飛んでしまいました。
どうぞ最後までご一緒に楽しんでいって下さい。」

と、だいたいこんな内容だったと思います~


※嗚呼、夜ごはん作らねば~。今回も細切れレポになりそうです。