打越通信

日記ふういろいろ

鞍馬山

2015-11-23 19:29:22 | 旅行
今日から娘が旅に加わることになった。
出町柳まで市バスで行き、叡電に乗り込む。
去年もそうだったが叡山鉄道はICカードが使えない。
叡山鉄道の出町駅は人で溢れかえっていて、電車の中もホームの上も人で一杯だ。
電車の最後尾になんとかすべりこんだ。



貴船口までは約30分、途中紅葉のトンネルを抜ける。
貴船口で降り貴船神社まで約2kmの道のりを歩く。
貴船神社に着き、しばし休憩だ。
<きふね>とばかり思っていたが、電車内のアナウンスでは<きぶね>と云っていた。



しかし、神社の案内板を見ると<きふね>とあり濁音は無かった。
水に関する神様のようで祈雨信仰ため黒馬を奉納し、それが木の板の馬になり絵馬が生まれたとある。



水の神様らしくおみくじは水占いのようで子供たちも白い紙を水に浸し占っていた。
参拝を済ませ、さてこれからが問題だ。
鞍馬寺までの山道をどうするかなのだ。
京都に来てから毎日のように歩き回りかなり脚に来ているし、娘も毎夜の宴会で気分もすぐれないだろう。



しかし先頭を切って娘が行き、妻もそれなりに気分を入れ替え鞍馬山に入った。



しかしこれがかなりの急勾配なのだ。
鞍馬寺から登るか貴船から登るかを話し合っていたのだが、妻の要望で貴船から登ることになったのだ。
垂直に近い坂道をクネクネと曲がりながら登る。
息も切れ休憩を入れながら登るがなかなか頂上が見えてこない。
鞍馬寺から登ってくる人達も結構多く、細い山道もかなり混雑している。
人をかわしながらのこの急坂は足に来る。



やっと頂上らしい鞍馬寺の奥寺に着いた。
持ってきたおにぎりを広げ昼食にする。
さてさてと思い先を急ぐがなかなか本殿までは遠い道のりだ。
今度は長い下り坂を降りて行き、やっと本殿に着いた。
本殿には長い列が出来ていて、一人一人本殿前の位置に立ちそこで祈りをあげ参拝していた。



この本殿からも長い長い下り坂が続く。
由岐神社まで降りてくると大杉の巨木が目に入る。



まさしく神木といわれる巨木に圧倒される。
やっとの思いで山門に出た。
去年はここまで来たのだ。
叡電の鞍馬駅に行ったが娘がバスが良いと言うのでバスを待つことにした。
連日の歩きで足はパンパンになってしまった。
国際会館までのバスの中で熟睡だった。


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2 コメント

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足パンパン! (ゆきっち)
2015-11-24 09:09:14
いや~行ったことないのに、行ったような気になってきますね。
伝わってきます。
時代や自然の中では人間ってちっぽけですよね。
そんな中に自分を置くとなんかこころがあらわれそうですね。

走るのと歩くのでは使う場所が違うので、歩くって結構きついんですよね。
足パンパンになるのがよくわかります。

翌日に備えてゆっくり休めてくださいね。
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歩いていますよ! (ケン)
2015-11-24 21:44:18
あの牛若丸が修行をしたと言われる天狗伝説がある山です。
地図でみると何てこと無い山なんですが、行ってみると鬱蒼とした山でびっくりぽんでした。
京都に来て毎日2万歩以上歩いています。
体力もそれだけ回復したのでしょうね。
自然の偉大さと、それを信仰という文化にしてしまう偉大なる先輩たちの残してくれたものには感動しています。
まだまだ歩き足らないほど沢山の名所があります。
健康でなければこんな山歩きも出来ないし、名所めぐりも出来ません。
健康が一番大事ですね。
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