打越通信

日記ふういろいろ

竹切り

2016-03-21 21:46:09 | 日記ふう
納骨堂の清掃から実家に戻った。
庭にはすでに雑草が蔓延ってしまっていた。
3月も下旬だとこんなものか、もっと早く除草の処理をしておくべきだったと後悔した。



しばらく庭の雑草取りをしたが、そちらは妻に任せ、川の反対側の畑に出た。
去年の暮れに除草剤を仕込んだ竹を見てみる。
何本かの竹は笹が落ち枯れてはいるが元気な竹も半数以上立っていた。
除草剤が効いた竹は根でつながった竹が畑の上の段の竹まで枯れている。
タケノコを探したが、新しいタケノコは生えて来ていない。
錠剤の効果なのだろうか。
畑に進出した竹を伐採する事にした。
始めに切り出すために伸びた雑草を草刈機で刈る。
小屋からナタとノコギリを持ち出して何本かの竹を切る。
ナタかかなり力強く切り付けないとなかなか切れない。
切れた跡も尖った形になり踏みつけたときに危ない。
ノコで切ることにした。



ギコギコと切るのでなく手前に力強く引くように切る。
細かい竹は一回でスパッと切れる。
そこそこ大きな竹は最初にノコが安定するまで切り込みをいれ1回引く、、そしてノコを一度外しお¥奈時場所にいれもう一回強く引く。
それを2回から5回くらい繰り返すと大きな竹もスパッと切れる。
切り倒した竹はナタの裏を使い枝を落とし一本の竹にする。
枝落としは竹を寝かせたままナタを軽く枝と竹の間に振るだけで簡単に落とせる。
一本の棒状になった竹を運び一箇所に集めていく。
せっかくのなのでこの竹でイノシシ柵を作ろうと思っている。
一本一本処理していくにはとても時間的に無理がある。
今日は切り倒せる分切り倒してしまおうと思い、切ることに専念した。
だんだんと日が高くなりあせも出てくるのでシャツを脱ぎ下着だけで作業を続ける。
右手はまだ完全でなく強く力を入れると痛みが出る。
集落の音楽が昼の合図を告げる。
そういえば今日はバタバタとしていて途中で朝飯用にコンビニでパンを買った。
しかし清掃にギリギリだったので食いそびれていた。
昼食はそのパンを食った。
午後からも竹切りは延々と続いた。
50本はあっただろうか、切り倒しても細長く伸びた巨大な蔦が絡まっていたりして、蔦の切り倒しからし無ければなら無い。
夕方、風が冷たく感じた頃、お腹も空いてまったく力が入らない。



それでもやっと作業は終わった。
枝落としとその枝の焼却は多分5月の連休になる。
その頃には雑草が膝くらいまで成長しているのだろう。
思いやられる・・・。