96歳 現役書道家 高田深雪氏

　　　　　　　　　　　　　　　　　　明治45年生96歳現役書道家　高田深雪さん

お孫さんのＨＰから【ＳＴＯＲＹ】ストーリー3月号Ｐ232に掲載されると言うので
楽しみにお待ちしていました。

この方に興味を覚えたのは、お孫さんが、お誕生日のプレゼントのリクエストを
お聞きしたら「コロンが・・・・」。
何とおしゃれさん。素敵、どんな方かしら？と。

娘さんからは「月に数回会議で東京に出かけるのよ」と伺い興味は増すばかり。
まさか雑誌上でお目にかかれるとは感激な事である。

牧師さんのご主人と書道の恩師に出会えたのが人生を決めたそうな。

大変な勤勉家で「家族が寝静まった夜中、書道に励みそれを見たご主人が
薪で暖房をしてくれ嬉しかった」
素晴らしき御夫婦愛。

お茶の水大学を卒業後国語教師をしている時ご主人からのプロポーズ
「これからは退職し主婦として慎ましくして欲しい。
僕は病弱だから労働できない、どん底の貧乏を覚悟してくれ」に対し
「私の健康でカバーしますわ。貧乏なんて慣れてます」
今の時代100％こんな会話は交わされない。熱愛の程を知る。

死語にもなったか三高男性募集、今は結婚しない症候群、結婚はするけど
子供はねー、の時代。
何よりも自分の都合の良い事しか頭にない適齢期の女性達。
煎じて飲むものは何もありません。

私は深雪さんは美しい女性の代表だと太鼓判を押しました。ボーン。
90歳から始めた携帯で帰宅時にはご主人に帰るコールをされる。

60歳位で私達「歳だからねー、勉強なんて無駄ー」いかんいかん。
深雪さんの足元は無理でも足跡をじっくり眺め戒めなくちゃ。

もっともっとこの方の９６年の人生を知りたい。
「毎日おしゃれを楽しんでいます」深雪さん
いつまでもお健やかに・・・・