セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

感動しました(涙)

2011-03-20 | セカンドライフ
夕べの会見みて、ただただ涙が流れました。
福島原発の事故に国を上げて戦っている戦士達を見る様でした。三号機への放水。

過酷な状況の中でいかにホースで水をかける迄に至ったか・・・・
簡単ですが経過を、とおっしゃたけど30分がアッと言う間でしたね。
非常に危険を伴う(高い濃度の被爆)作業現場に、事故の当日から準備を初めていたなんて
知りませんでした。

当日、国→都→消防本部へとミッションが流れたそうです。
でも生憎都内では51軒の火災が有り、それで精一杯だったと。
総隊長の佐藤さんは、東京都防衛庁のハイパーエスキュー隊(140名)を組み
周到で緻密な現場での計画を練り、爆破後の原発現場の指揮を取った。

そして、がれきで高度の濃度の危険物(放射能)の中、手作業でホースを設置したりの
作業を行った。さすが、きっちり役目を果たし第一回目の放水を行った。

細かい事はテレビでご存知の方ばかりなので省略しますが、この縦社会の完璧な事
いつもは文句ばかり言っている私だけど、素晴らしい人間関係のピラミッドが出来ている
のですね。

上司の為なら、国の為なら、上からのミッションならと隊員が同じ方向を向き、超緊張の
現場を団結して行ったのだ。
足並みが見事に揃って初回の仕事を終わり会見となったのだ。
心からご苦労さま、お疲れ様と最大の賛辞をおくりたい。


誰が好き好んでこんな危険な仕事をするだろうか。
隊長は一人も犠牲者が出てはいけないと叡智を絞りに絞って計画書を立てたと言う。

そして一方では電気復旧工事の現場を工事担当の人達が外線と繋ぐ事に成功した。
作業者は殆ど地元の外注作業員だと言う。有難い事です。


何だって、福島の原発と柏崎の原発って東京の方へ電力を送ってくれているのよ。
福島の原発って、こんな事故になって被災者にしてしまい申し訳ない気持ちになってしまう。
どれもこれも予想外の事ですもの責任の持って行き様が無い。

命をかけて原発を守ってくれて本当に有難うございます。
だけど、最悪の状態を取り敢えずだましだましして大人しくさせ、さて本番はこれからになる。
現場は様々な問題を抱えスタートの始まりである。


☆これを書いている時、千葉・鴨川の友達がメールをくれた。
 「明日、福島の老人ホームから150人のお年寄りが疎開して来るんだって!」と言って来た。
 簡保の宿と言う事だ。宿泊施設なのでゆっくり出来るに違いない。そして至近に大病院も
 ある。安心してゆっくり休んで欲しい。

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6 コメント

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コメント御礼 (aine)
2011-03-25 13:41:56
maco様有難うございます。
本当に日本を助けている感じですよね。

知合いの旦那様(自衛隊)はね、当日夜中に招集がかかったって。
当り前の様に、嫌な顔一つせずサッサッと出て行ったって。有難い事です。

東電さんは暫くは大変で、この作業が終わった後が更に大変な処理が待っていて・・・・
東電さんは被害者なのに、加害者でも有り複雑です。

私達って色々な人達に助けて頂いて生活が出来ているとつくづく思います。
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感謝です (maco)
2011-03-25 12:05:37
本当に消防隊員、自衛隊 東電の人たち等、皆命がけで頑張ってくれてます。ありがたいですね。被災者だけでなく、関東のわたし達、日本のために、どうか、無事でと祈りましょう。
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コメント御礼 (aine)
2011-03-21 13:21:20
yoshiko様有難うございます。

尊いと言う表現が合っていますね。
ご家族の事を背中に背負い、ご家族も又ご主人のご無事な勤めを祈る。

感動的な会見でした。
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まさにその通りです (yoshiko)
2011-03-21 12:34:52
本当に尊いお仕事ですね。そして
その後ろに控えておられるご家族、奥様の
心意気に感動しました。
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コメント御礼 (aine)
2011-03-21 08:51:16
ピグ様有難うございます。
このコメントは何でも書いて頂いて構わないボードだと思っています。
お気遣いなく、と言うより、コメントを何時も書いて下さる事の方がはるかに嬉しいです。

ハイパーレスキュー隊の事ご存知でしたか~?
私はレスキュー隊程度の事しか知りませんでした。

日々、トップレベルの相当の知識、訓練を行っている様で、皆さん
知識、精神力も別格の人達なんですね。
任務とは言え命をかけると言う究極なミッション。

報告会見で「ご免、有難う」からも感じ取れますね。私には部隊員を思う気持ちが伝わってきました。

私はこんなヒーロー達から生活を守られているのを知りました。
テレビでご覧になった皆さんも、多分日本の何処で事故が起きてもこの人達が助けに来てくれると、まさに救世主と思い、頼もしく感じた事でしょう。

東電の事故はここ迄来る道のりが苦難だっただけに、国民に知らせたくない事も多いかと思います。
やはり、作業隊員の被爆の様子、電気作業員は死をも覚悟したと言う位ですから様々な事象が起きたと思われます。

これからどの様に復活して行くのでしょうか?
現在のままでは使えないと言う事で有れば、事故本体に代われる何かが無いと解決しないですね。

この危険な中から、都内は電気を送って貰っていると言うのが、複雑な気持ちです。リスクもリターンも大きな物体なんですね。
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Unknown (piglet)
2011-03-20 21:47:47
以前からハイパーレスキュー隊のドキュメンタリーが放送されると見ていた私です。彼らのファンです。こんな時に不謹慎ですね。

だから今回のミッションも期待してました。
無事にミッションを終了しての会見の時の涙。
部下や家族への感謝と謝罪...もしかして隊員の誰かが被爆した可能性があるのでは?と思いました。
あの場での涙は不自然ですもん。
私の思い過ごしであって欲しいです。

そして東電や保安局の楽観的な会見は止めて欲しいです。ホントのことを言ってよと思ってます。
海外の反応を見れば楽観できない状況は明白なのだから...

逃げ場のない私たちはただ見守るしかないんでしょうね。

ごめんなさい〓
こんなことを書いて気分を害されたら謝ります。
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