セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

〒私、九十歳になりました。

2015-04-03 | セカンドライフ
久し振りに郵便箱から取ったハガキに、めまいがする程驚いた。
私に90歳の方からハガキが来るなんて・・・・
そうだわ、私が最初に職場でお世話になった方からだ。
前に、傘寿のお祝いしなくちゃね、なんて話した事が有ったけど、高齢者だと
思われるのが嫌らしく、決して年齢は口外されない方だった。
「出費で一番勿体ないと思うは、健康保険料よ、だってお支払いばかりで私が使った事
なんて無いの」そしてある日「Mちゃん(私)あのね初めて病院に行って来たの
嬉しそうに、「どうされたんですか?お怪我ですか?」と伺うと「まあそうかしら?首が
痛くて仕方が無いの。でね診察して頂いたけれど、寝違えたらしいの」と、まあこんな具合
お元気この上ない大先輩。

私は保険証なんて肌身離さず持っている方なのに・・・。
ハガキの文字も、以前のお若い頃と全く変わっていない。近眼も老眼も経験が無いと
おっしゃる。
食欲もいっこうに衰えないと言う事だ。勿論物を書いたり、苦にもならないと。
私が、お礼お祝い、方々手紙をお送りすると、その後すぐ書かれたらしい返信、と言う程
若さがバンバンって感じ。
病気の苦しさもご存知ない方と会話するのも結構苦になる場合もある。
近々当時の同僚と打ち合わせをして見ましょう。
おめでたい卆寿、お見事な人生です。