セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

黒光りの時代

2010-09-05 | セカンドライフ


やはり寒暖計が壊れた様に35℃猛暑を指している。しかし太陽の角度が大分下がって来ている様で
家々の影も早い時間から伸びている。
それに日が短くなっているので、夏至の頃7時でも明るかった外が昨日だって6時過ぎには
暗くなり、6:30には真っ暗になっていた。

暑い暑いと言っても自然は秋に向かっているのが分かる。夕方も涼しい風が入ってっ来る。
今年は甘い桃を連日食べたが、これだって暑さの賜物。ぶどうも甘いに違いない。楽しみ~。

手紙の整理も全部じゃなくゴルフのテレビを観たいものでせっせと始めた。
石川遼君の優勝フジサンケイの最終日、熱の入る場面を見せてくれた。
絶好調では無いのに、それなりに経験を積んだせいか精神面の強さも見せてくれた。

尊敬する薗田先輩とのプレイオフを制し優勝したのだ。
「先輩に勝てて嬉しい」なんて言わない。コメントも「先輩が外しての優勝なので複雑な気持ちです」って
18歳の男の子が発する飾りの無いコメント。凄いわね、これが遼君人気、又おば様のファンが増えそう。

私は再び手紙の整理に戻り37年前、高校の先輩から頂いたインドネシアからのエアーメールを見つけた。
5通の中に私の事を「Mちゃんもう10年も会っていないよね。僕のイメージのMちゃんはね、
ガリガリに痩せてごぼうの様な子。真黒で、小さくて可愛かったよ。」って書いて有った。
可愛いと言うのは、顔じゃなくチビだったってこと。

どう見ても今と真反対なのに驚き。彼は東京の大学から夏休みになると、後輩のバレーを教えに来ていた。
まあ言うなれば憧れの先輩でもあった。
特にその当時はバレーボールと言えば大松監督のあみ出した、回転レシーブが流行り始めの時代。

胸と背中に手作りのパットを当て、外の土のコートを転がり回っていた。
陽に焼ける事なんて気にもかけて居なかった時代の事。確かにごぼうの様に真っ黒だった。
目と歯だけが白いだけ、黒光り状態、今では考えられない泥んこ状態。

何が楽しくて土の上を転がり回っていたのかしら?彼からの手紙でティーエイジャーの頃を
思い出した。
真黒でも細いごぼうの方がいいなー、無理かな―。