先日、プロジェクトオーナーの皆さまへ郵送にてお送りさせていただきました。
すべての方へ郵送いあたしましたが、ご住所が変わっっていたり、ご住所の登録がされていなかったりする方もいらっしゃいますので、同じものを掲載させていただきます。
ようやく暮秋というにふさわしい気候となってまいりました。皆様方におかれましては、より一層ご活躍のことと存じ上げます。
さて、皆さまに長きにわたって応援をいただいております「桃源郷プロジェクト」に関しまして、3点の大きな変更がございましたことをお知らせ申し上げます。
- 一般社団法人十八成ビーチ海の見える丘協議会解散
令和4(2022)年9月18日開催の十八成協議会理事会(会長:沼倉憲一氏)において、一般社団法人十八成ビーチ海の見える丘協議会(以下、十八成協議会)は解散を決定いたしました。
解散理由は以下の通りです。
- 協議会の設立目的である、「地域住民が安心して暮らせる高台移転とそれに関する諸事業」、「十八成ビーチの再建をするための諸事業」の2点が、結成から10年を経て達成されたこと。
- 少額の寄付で運営している十八成協議会には、この税負担に耐えられないこと。
一般社団法人の場合、所得金額年額800万円以下の十八成協議会には所得金額の15%を法人税として支払う義務があります。そのため十八成協議会では毎年10万円近くを支出しています。
- 任意団体「おしか・十八成浜桃源郷プロジェクト」設立
令和5(2023)年6月1日、十八成浜アーモンド苑の管理のために、任意団体「おしか・十八成浜桃源郷プロジェクト」が設立されました。代表は三宅真琴氏です。三宅氏は、愛知ボランティアセンターでのボランティア活動をきっかけに、愛知県豊田市から牡鹿半島に移住し、アーモンド苑の整備を中心的に担われています。別紙にて三宅氏のご挨拶も同封させていただきましたが、三宅氏は、体力もエネルギーも熱意もあるミドル世代の方です。
今後、桃源郷プロジェクトは「おしか・十八成浜桃源郷プロジェクト」が担います。愛知ボランティアセンターは十八成協議会解散のため、十八成協議会からの業務委託は解除されることになりましたが、引き続き活動のサポート・応援をおこなって参ります。
- 第一アーモンド苑の閉鎖
皆様から応援をいただいているアーモンドの木は、「第一アーモンド苑」「第二アーモンド苑」で植樹されています。それぞれのアーモンド苑の土地は、地主様のご厚意で10年を目途としてお借りしています。そのため今般「第一アーモンド苑」の土地をお返しすることになりました。
なお、「第一アーモンド苑」のアーモンドの木は12月10日(日)に「第二アーモンド苑」へ移植される予定です。
以上、3点の大きな変更をお知らせしますとともに、皆様から引き続き応援を賜りますようお願い申し上げます。
おしか・十八成浜桃源郷プロジェクト
代表 三宅真琴
はじめまして!2020年に愛知県豊田市より牡鹿半島に移住して、十八成浜で以前十八成仮設住宅の取りまとめをされていた阿部恭一さんとアーモンド苑の整備を進めております三宅真琴と申します。
愛知ボランティアセンターさんからの震災ボランティアがきっかけで十八成浜に訪れる様になりました。
この度、一般社団法人十八成ビーチ・海の見える丘協議会からアーモンド苑の維持管理を引き継ぎ、2023年6月1日、新たに任意団体、おしか・十八成浜桃源郷プロジェクトを立ち上げ代表となりました。
地域に根差したアーモンド苑作りをと、協議会時から管理してくださっていた沼倉憲一さん、阿部恭一さん、阿部邦子さんにサポートをいただきながら、現在アーモンド苑の整備に励んでおります。
そして、十八成協議会時事務局長の久田光政さん、久田さんが理事長をされる愛知ボランティアセンターやボランティアの有志のみなさま、宮城県内の方からもお力添えをいただき、1本でも多くの花を咲かせようと奮闘する毎日を過ごしております。
現在アーモンド苑の様子ですが、3m以上に大きくなり見上げる樹も有れば、獣害等で膝丈ほどしかない樹もあり大きさは様々ですが、毎年4月になると花を咲かせ、7月になると果実を実らせます。
樹によって育ちも形も様々ですが、愛おしく子どもの様な存在でもあり、日々の成長を見守る毎日です。
今、十八成浜地区の復興状況は嵩上げ道路が出来、海水浴場も再建され少しずつ賑わいが戻りつつあります。そこへアーモンドの花で十八成の風景に彩りと住民のみなさまや訪れるみなさまへ癒しをお届け出来たらと思っております。
オーナーのみなさま、今後とも十八成浜アーモンド苑をよろしくお願いいたします。
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ご寄付のお願いについてのお願い
アーモンド苑の草刈り、長年の鹿害や風雨により、外周のネットや柵は痛み、木を支える杭は折れます。私(三宅)は個人的にも度々十八成浜に伺っており、恭一さんの大変さを肌で感じ、何かお役に立てないかとの思いがつのり、牡鹿に住みながら一緒にお手伝いしようと、2020年の暮れに愛知県から移住してまいりました。
移住してみると恭一さんや奥様の邦子さん、地域の方々と顔を見て、意思の疎通をはかりながら、お手伝いでき、これからも一緒にやっていきたい、なんとかアーモンドを立派に成長させて、人が集まり笑い合える場所を作りたいと改めて思っています。
ただ、十八成浜は本当にきつい潮風です。さらに深刻なのは鹿害です。アーモンド苑の外周の網を噛み切り、押し倒し、くぐるなどして苑に入り込んでは新芽を食べ、枝をへし折ります。ほぼ毎日パトロールして網の補修などをしていますが、鹿も生きるために、死にものぐるいで侵入してきます。
この他にも、消毒や追肥、4月から10月まではずっと草刈りが必要です。思いだけではなかなか先行きが見通せない現状に直面しております。
その上に深刻な財政状況に直面しています。
将来はアーモンドの実で何か出来ないか試行錯誤していますが、それまでにアーモンドを枯らしてしまっては、みなさまのご厚意も、今までの努力も水の泡となってしまいます。
どうかみなさまお一人お一人の少しずつのお力をお貸し頂けましたら幸いです。
心からよろしくお願い申し上げます。
七十七銀行
[店名]鮎川支店(408)
[種別]普通
[口座番号]5003516
[口座名] おしか・十八成浜桃源郷プロジェクト
おしか・十八成浜桃源郷プロジェクト
石巻市小渕浜大宝7
kugunarialmond@gmail.com
代表 三宅真琴
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