特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

阿部邦子のがれきに咲いた花48 復興とは

2012年09月23日 23時12分07秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

久田です。

阿部邦子のがれきに咲いた花48 復興とはをアップしました。

 

「復興」とは…、難しいことだと思います。いろいろな考えがあります。

一般的に「復興」と「復旧」は混乱されているように、私には思えます。

復旧=壊れたり、傷んだりしたものを、もとの状態にすること。また、もとの状態にもどること。

復興=いったん衰えたものが、再びもとの盛んな状態に返ること。また、盛んにすること。再興。

「被災地の復旧は進んでいる」はインフラなどを考えれば、正しいことと思います。しかし、「被災地の復興が進んでいる」といえる被災地はほとんどないはずです。

「十八成の復興」が愛知ボラセンの課題です。それは「十八成を盛んにすること」だと考えます。

「十八成ビーチ・エコパーク構想」を実現し、十八成を盛んにできれば…。

故・後藤前区長さんに復興した十八成をお見せできれば、と思います。

 

 

 

 


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4 コメント

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Unknown (阿部邦子)
2012-09-24 00:50:57
★復興と復旧は 確かに混同されているようです。でも私は『復旧』については考えていません。復旧は 行政が考えることだと思っています。道路、橋など。
復興には『それぞれの思い』が含まれています。そして店舗などは 壊れたものをそのまま前のように戻す ではなく ちょっとは ・・・たとえば 土台を上げる、ドアを丈夫にする など・・・・造りを変えたり 資金の問題で縮小したり 心ならずも もしくは 考えに考え抜いて 建てなおしています。 個々の住宅においては それこそ「以前のように作り直す」などとは心情がさまざまに入り乱れて・・・・が殆どのようです。
十八成全体の復興はとても大事なことですが  ここに実際に暮らしていると やはり住民がそれぞれに 自分の復興というものに 日々 試行錯誤している、そういう場面に何度も出会います。 だからこの章を書きました。 復興ってね どっかーん!!と大きなことだけが取り上げられているけど 被災者がそれぞれに 少しずつ少しずつ 前向きな気持ちになっていくこと それこそが最も大事な復興なんだからね、 あせらないで ちょっと周りを見回してみようよ 自分を見直してみようよ ね 小さなことでいいの 私こんな風に考えられるようになっていた! そういうことが 少しずつ積み重なっていく先に きっと復興はあると思うよ
被災者は 一日のうち何度でも 気持ちが変わります。 さっきまで 笑顔でお茶飲みしていた人が 突然うなだれ 部屋に閉じこもる  なんてざらにあります。 そうしてそういう姿は 人に見せたくない姿ですから 隣近所の人にも気づかれない場合も多いのです。 私は 地区全体のことの大事さも十分に分かっていますが、 今今の そういう被災者の訴えを拾う立場でもあるんだなと そういう人たちの SоSを受け取るたびに思います。
あせらなくていいんだよ・・・・・・小さなことでいいんだよ・・・・・ささやかなことでいいんだよ・・・・・・昨日より今日 今日より明日 クスッとだけでも一回でも多く笑えるようになってきている それだって  それこそが 私たちの復興の 第一歩なんだよ・・・・・・・
今は笑顔でいるけど そういう人たちが被災直後 「私、生きていて良かったんだろうか」と呟き続けたことを そしてそういう気持ちを 心の奥ではまだ引きずっていることを 私は忘れてはならないと思っています。
Unknown (阿部邦子)
2012-09-24 13:34:17
コメント追伸
大事なことを書いていませんでしたね。
愛知ボランティアセンターでは 「心のケア」を とても大事にとらえてくださっています。 だからこそ 『炊き出しではない 手作りのお弁当を』『その時々の住民のニーズを拾い集めて作業する 恭一班を』『一軒一軒 家を回って 心を配り、心を拾ってくれる こころ配り班を』  愛知ボランティアの 十八成の 活動三本柱 として とても大切に やり続けてくれています。 そしてその思いに応えたい 私には何ができるだろう と 私は自ら 「一人でも私の話を聞いてくれる人がいてくれたら 私は私たちの 命をかけた体験談を話します」 と 申し上げたのでした。
お互いが お互いの心持に 感謝し、 自分には何ができるだろうと考えあう  これができているボランティアは そうはないと思います。も
28日 29日 30日 私と恭一氏は 愛知県です。
その 私たちが留守の十八成を  スタッフの石田さんは 「任せて!」と言ってくれました。
愛知ボランティアにかかわった人たちは もし自分で気づいていないとしても とても成長してくれています。
久田リーダーは 十八成の大きな復興にも  大きく 関わることになりました。 地域民の 心の復興と 町の復興に関わってくれるリーダーのいるボランティアに 乾杯  ありがとね!!!
もちろん そのリーダーを支えてくれている 久世事務局長はじめ スタッフの方々 バナナクラブの皆様はじめ 手伝ってくださっている方々にも 心からありがと!!
これからもよろしくお願いします
邦子さん☆ (山田涼子)
2012-09-27 23:59:58
たくさんの【ありがとう】をありがとうございます(^^)

邦子さん、いつも生きた言葉をありがとうございます☆
ちゃんと、皆さんに届いています。

邦子さんも、恭一さんも、くぐなりの皆さんも、、、
悲しくも嬉しい出逢いに【ありがとう】です!
Unknown (阿部邦子)
2012-10-01 22:51:58
涼子さま
お久しぶりです ♪  コメント本当に嬉しいです。
この年まで生きてきて  大切なものが多いほど それを喪う怖さも多いと つくづくと思います。
ですから被災後は もう 例えば写真を撮るのはやめよう  気に入った本や マグカップや お洋服を買い集めるのはやめよう  大事と思えるお友達と出会うのは怖い
ほんとにほんとに そう思いました。
でも今私の 狭くて片づけられない仮設の部屋には 少しずつ 好きなもの 大事なもの 写真とかも  少しずつ増えて行っています。
そっか  人はどんな思いをしても どんな体験をしても やはり 本質は変えられないし  やはり 好きなものに囲まれていたいんだ。 そして 心通い合う人との出会いを 求めているんだ・・・・・。
私はやはり 好きなものに囲まれていたい  「そうだよね」と言いあえる人との出会いを求めている  そして 輝いて生きるための 目標がほしい
愛知ボラセンさんと出会わなかったら 今の私はどうだったろうと ふっと思うときがあります。  薄っぺらな日々だったような気がします。
涼子ちゃん  やっぱり心から  ありがとう  です ❤

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