こんにちは
武内です。
5月20日に東別院 大会議室をお借りして、
中区災害対策防災訓練プレ学習会を開催しました。
テーマは
「発災直後の避難所運営と、被災者でもある地域住民の役割について考える」です。
災害要援護者支援レスキューアシスト 代表 中島 武志 氏
をお迎えして
代表久田とともに熱い話し合いが行われました。
中島さんからは、昨年度発生した熊本地震での活躍の様子とともに、
発災直後、被災された住民自身が何に気づき、どのように動いたのか
詳しく伺うことができました。
避難所の運営は、住民が主体となって行うものであり、
それをお手伝いするために、駆けつけた。
避難所にいた中高生や若い世代の方たちが自ら立ち上がってくれたことで
積極的な判断と行動を後押しすることができた。
また、衛生面やペットの問題など
避難所生活を送るうえでの重要な課題について
一人ひとりが呼びかけに応じてくれたことで
周りへの配慮の必要性に自然と気づき
大きなトラブルがおきなかった。
などなど、
被災地の状況を具体的にイメージできるような、
とてもためになるお話を伺うことができました。
発災直後でまだ混乱しているタイミングのなか、
過去の災害を教訓とした的確な呼びかけと
被災された方へ寄りそう姿勢がとても素晴らしいと感じました。
東海地方で大きな災害が発生した際には
いつもお世話になっているここ東別院さんが
避難所や災害ボランティアセンター等の機能を持つ想定があることをふまえ、
愛知ボラセン、様々な災害ボランティアの方々、社会福祉協議会、行政、
自治会、民生委員、消防団などが
それぞれの役割を平時から認識・理解しておくことが大切であり、
そして、発災時には素早い対応をとるために、
日ごろからの顔の見える関係づくり、お互いの信頼関係が
とても重要であることが話題に上りました。
また、高齢者や障がいのある方など特に支援が必要な方への対応や
福祉避難所の存在など
一人ひとりが今後何を考えていかなければいけないのか。
という大きなテーマを残して、この日は終了となりました。
会場には、愛知ボラセンの仲間だけでなく、
中島さんのボランティア仲間の方々
愛・知・人のメンバーの方など
たくさんの方にご参加をいただきました。
本当にありがとうございました。
今後も、このような企画を広げていけたらと思っています。
※写真提供 中村節子さん
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