こんにちは。
この第109回現地ボランティアのブログを担当する同朋高校教員の岡田です。
よろしくお願いします。
今回の、まだ正月気分の抜けない1月3日出発という現地ボランティア。
本当に集まるのかというスタッフの心配をよそに、45名の申込みがありました。
普段の現地ボランティアでは仕事の都合がつきにくい方が、
「正月だからこそ!」と多く参加してみえました。
今回の集合場所は、いつものお茶所ではなく東別院会館の前でした。
受付を行った後にワンコインサポーターのチラシの綴じ込みを行いました。
出発前に各グループでミーティングを行っています。真剣な表情で説明を受けています。
石巻市門脇地区へ
当初あった瓦礫や、壊れた建物はほぼすべて撤去されています。
しかし、新たな土地利用は進まず大きな空白が広がっています。
震災で亡くなられた方へ黙とうをささげ、あの津波の恐ろしさを再確認しました。
十八成浜へ到着。今回も地元の方が迎えに来てくださりました。「ただいま!」
朝のミーティング。地元からも多くの方が参加されています。
くぐなり食堂。今回のメニューは
黒豆おこわ
豚汁
味噌串カツ
ぶり大根とかぼちゃのマヨ和え
紅白なます
白菜ときゅうりの浅漬けです。
衛生には十分気をつけて調理を進めます。
チーム恭一。
今回は白山神社の斜面の清掃作業でした。
まずは神社にお参りをして、作業の安全や被災地の復興などをお祈り。
この日の作業で山のような枯れ木、枯れ草を運び出しました。
心配り班。
仮設住宅だけでなく十八成浜の全お宅を訪問します。
また隣の鮎川の仮設住宅にも訪問に行きました。
高台の造成。
十八成浜の中心部にある高台では宅地の造成が進んでいました。
現在は仮の道が作られ樹木が伐採されている所です。
何年かのうちにはここに生活の場が移るのでしょうか。
くぐなり食堂。
仮設住宅の談話室で地元の方々と昼食を取りつつおしゃべりをしました。
地元の方は初めて食べる名古屋名物の味噌串カツに興味津々でした。
日常の話しから、震災の時の話まで…。
食事の後は子ども達と仮設の周りで走り回って遊びました。
阿部邦子さんの語り合い。
地震が起きた時の事。その後の生活。
そして、自分や大切な人たちのためにも地震を風化させないこと。
「生きる!」ということを考える事ができる時間でした。
出発式。
それぞれの班での活動の報告。
合唱団で活動している参加者の石井さんに歌をお願いしました。
歌ってくださったのはアンジェラアキの「手紙 ~拝啓十五の君へ~」。
未来の十八成がどのようになっているのか。まだまだ分からないことだらけで、
困難も多いでしょう。でもその中でも進んで行く。
そんな気持ちになることができる歌声でした。
今回のエールは同朋高校の生徒で行いました。
生徒会長の中嶋くんを先頭に元気な声が響きます。
最後はおしかのれん街へ。
お土産を買いつつ、夕食を頂きました。海舟丼、おいしいです。
無事に名古屋へ。
今回の現地ボランティアがその次の第110回現地ボランティアへと無事に手渡せた事に感謝です。
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